- 発行日 :
- 自治体名 : 愛知県瀬戸市
- 広報紙名 : せと市議会だより 113号
【一般質問】
市の行政課題などについて12人の議員が考え方や内容を質問しました。
質問を行った順に、一人ずつ紹介します。
※会議の様子は会議録や録画映像でご覧になれます。
Q…市議の質問
A…市の回答
■自民 新政クラブ
颯田 季央
▽「みつば小学校」への統合から考える菱野団地の再生について
Q.菱野団地は再生計画を進めるも10年間で2,000人以上人口が減少し、統合予定の「みつば小学校」校区である瀬戸口駅周辺を住みやすく整備することで人口減少対策につながると考えられるが、瀬戸口駅は南北の土地とホームに高低差があり、南側からの進入に限る動線はバリアフリーの観点に欠けるため、北側からの進入や駅周辺の生活支援施設を含めた面的な整備が必要であるが見解を伺う。
A.北側改札設置については技術面を含め鉄道事業者との協議が必要であり、駅前用地の利活用、生活支援施設など含め利便性の高い駅前空間の整備に取り組んでいく。
(都市計画課)
■自民 新政クラブ
山内 精一郎
▽持続可能な「市役所窓口」の運営を財政の視点から考察する
Q.少子高齢化・人口減少が進む中で、持続可能な「市役所窓口」の運営つまりは、持続可能な行政サービスの提供体制を確保するための方策を伺う。
A.市税などをはじめとする収納業務に加え、各種証明書などの取得がコンビニエンスストアで可能となり利便性が向上した。引き続き、DXの推進によって、更なる市民の利便性向上、労働環境の適正化や職員の働き方改革の実現が必要と考えている。今後、マイナンバーカードの普及を見据えた窓口業務の改善や窓口対応の時間見直しなどを進め、多様化する市民ニーズへの対応に繋げていく。
(行政課)
■公明党 瀬戸市議団
池田 信子
▽公園内の遊具等への市民ニーズの反映について
Q.公園の立地環境により、人口動態や市民ニーズは異なる。市民からの要望などはどのような方法を採用するのが有効か。また、気候変動を見据えた、環境に優しく配慮した公園整備の予定は。施設更新及び維持管理体制を合わせて伺う。
A.自治会や町内会へのヒアリングなど、地域ニーズを確認し事業を実施していく。気候変動の対応として、多世代が安全に利用できる公園となるよう、日よけやベンチなどの設置を順次進める。施設更新及び維持管理体制は、施設管理者だけでは対応が難しい場合は、関係部署と連携し対応していく。
(建設課)
■市民の声
臼井 淳
▽14年前に取止めた山路町地内の産業廃棄物処分場計画が再提出された問題
Q.当計画での処分場面積、埋立容量及び受入れる産業廃棄物の種類について、前回の計画の規模・廃棄物処理と比べて何がどう違うのか。また、現在も土砂採取業を行っているにもかかわらず、産業廃棄物処分場計画を受け付けたのは何故か伺う。
A.埋立区域面積は6,100平方メートル、埋立容量は128,800立方メートルの増加、廃棄物の種類が特別管理廃棄物を始め15種類に増えている。受け付けた理由は、事業計画の必要事項に不足がなかったことや市が受け付けないことで直接県との手続きが進められ、住民が事業者に意見を述べる機会が失われる懸念から、条例手続きを進めるべきと判断した。
(環境課)