くらし 3月定例会の主な議案概要と審査内容(1)

【総務生活委員会】
■[第5号議案]
瀬戸市役所支所及び市民サービスセンター設置条例の一部改正について
▽概要
令和7年9月30日をもってパルティせと及び菱野団地にある市民サービスセンターを廃止しようとするもの。
Q.市は補足資料を準備した上で、まず市民に意見を聞く必要はなかったか伺う。
A.客観的なデータに基づいた分析をし、1年間の実際の利用状況も踏まえ、同センターを廃止しても利用者に大きな不都合は生じず、市民の意見を聞く必要はないと判断した。

※第5号議案は審査の結果、「廃止はやむを得ないが、廃止するならそれなりのプロセスが必要。市民周知も足りず、拙速である」として継続審査となりました。

【厚生文教委員会】
■[第15号議案]
瀬戸市自然児童遊園の設置及び管理に関する条例の一部改正について
▽概要
ねむの森のキャンプ施設の使用期間は、現在7月1日から9月30日の夏期に限られているが、1年を通して使用できるようにするもの。1年を通してキャンプを楽しむ人が増えており、近年は夏期に猛暑となることが多く、夏期以外の使用のニーズがある。
Q.どんな効果を見込んでいるか。また指定管理料は増額することになるのか伺う。
A.子どもたちが自然に触れ合う機会を多く作ることができ、健全な育成に寄与できる。また指定管理については、年間を通じて維持管理を行う業務となっているので、指定管理料の変更はない。

【都市活力委員会】
■[第21号議案]
瀬戸市広場公園条例の制定について
▽概要
児童遊園・ちびっこ広場は、主に児童の遊び場として利用されてきた。少子高齢化や市民ニーズの多様化などに応じた公園づくりを進めていくため、条例を制定するもの。
Q.児童遊園設置条例を廃止し、新たに広場公園条例を制定する目的は何か伺う。
A.児童に限らず、多世代の方々に利用していただける公園とするため制定するもの。

●委員会の調査研究課題報告書がまとまりました
委員会で2年間取り組んだ調査研究課題の報告書がまとまりました。
※報告書は、市議会HPをご覧ください。
▽総務生活委員会
・リサイクル推進によるごみの減量
・公共用地跡地の活用
・ICT活用
・DX推進
・地域防災

▽議会運営委員会
・オンライン委員会

▽厚生文教委員会
・不登校支援について
・全世代型地域包括ケアシステム

▽都市活力委員会
・中心市街地活性化について
・ガラス工芸品を地場産業として定着させるため