くらし 新春を迎えて(1)
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- 発行日 :
- 自治体名 : 愛知県津島市
- 広報紙名 : 市政のひろば つしま 令和7年1月号
■津島市長 日比一昭
新年あけましておめでとうございます。
市民の皆様におかれましては、輝かしい新春をお迎えのこととお喜び申し上げます。
昨年、1月1日に発生した能登半島地震から1年が経過しました。いつ起こるかわからない災害に備えて、家庭でできる備えについて年初に話し合ってみてはいかがでしょうか。
さて、津島市では、令和5年度から「まちづくり再生」と「子育て支援」の2大プロジェクトを進めており、子どもが生まれる前から生み育てるまで、丸ごと応援するための「子育て支援トータルプラン」として子育て世代を応援するための事業を実施しております。18歳までの子ども医療費の完全無料化、第2子以降の保育料の完全無料化、市内の全小中学校の給食費完全無料化、保育所等の副食費半額補助、0歳児の紙おむつなどの子育て用品が選べる無料定期便など、全国トップクラスの子育て支援に取り組んでいます。
防災・減災対策では、万が一に備え、災害時の避難所となる神島田小学校、高台寺小学校、蛭間小学校の3校に耐震性貯水槽を設置してまいりました。さらに令和6年度末には南小学校と神守小学校の2校へ設置いたします。引き続き令和7年度には、東小学校と西小学校の2校への設置に向け、現在実施設計を進めているところであります。
さらに、もう一つの2大プロジェクト「まちづくり再生」では、官民連携事業第1弾天王川公園Park‐PFIによる「スターバックスコーヒー」の出店に続き、官民連携事業第2弾として、津島神社周辺エリアの観光ターミナル拠点として、たいへん知名度のある「宮きしめん」の誘致に成功いたしました。さらに第3弾として、いちい信用金庫様より寄附を受けた旧天王通り支店をシビックプライド醸成拠点の活用に向け、引き続き知名度のある「丸善雄松堂株式会社」等の事業体と連携し、更なる賑わいの「核」となる拠点の整備をすすめていく予定であります。
また、本市の玄関構想(ゲートウェイ・プロジェクト)「東の玄関」では、東公園一帯整備事業を進めるにあたり、レクリエーション・スポーツ拠点として東公園の基本構想の具体化を図り、より一層の魅力向上を目指してまいります。
「住んでみたい」「住んでよかった」と思っていただける、賑わいあふれるまちづくりを目指して取り組んでまいります。
本年が、市民の皆様にとりまして、健康で幸せな年となりますよう心よりお祈り申し上げます。
■愛知県知事 大村秀章
あけましておめでとうございます。
昨年は、3月に「ジブリパーク」がフルオープンし、10月には国内最大のスタートアップ支援拠点「STATION Ai」が誕生しました。
世界が注目するこの2つの施設を起点に、世界中から、たくさんの人や最先端の技術・サービスを呼び込み、愛知をさらに元気にしてまいります。
そして、今年7月には、いよいよ、アジア最大級・世界最先端のスマートアリーナ「IGアリーナ」がオープンします。スポーツ・エンターテインメントの拠点として、「ジブリパーク」や「STATION Ai」との相乗効果を生み出し、世界と大交流する愛知を創り上げてまいります。
また、愛知万博20周年の今年は、3月25日に「愛・地球博20祭」が開幕します。「ジブリパーク」とも連携しながら大いに盛り上げてまいります。
今後も、2026年の「愛知・名古屋アジア・アジアパラ競技大会」、2028年の「技能五輪国際大会」など、愛知・日本を元気にするプロジェクトが続きます。
これらのプロジェクトを着実に進め、ここ愛知から、日本の成長を牽引してまいります。
また、喫緊の課題である人口減少・少子化対策を始め、社会インフラ整備、農林水産業の振興、教育、女性の活躍、医療・福祉、感染症対策、環境、雇用、多文化共生、防災・交通安全、東三河地域の振興など、県民の皆様の生活と社会福祉の向上、次代の愛知を担う「人づくり」にも全力を注いでまいります。
引き続き、すべての人が輝き、未来へ輝く「進化する愛知」の実現に向け、全力で取り組んでまいりますので、一層のご理解とご支援をお願い申し上げます。