- 発行日 :
- 自治体名 : 愛知県津島市
- 広報紙名 : 市政のひろば つしま 令和7年9月号
日本では、「共生社会の実現を推進するための認知症基本法(認知症基本法)」において、9月を「認知症月間」と定めています。
認知症基本法は、認知症の本人を含めた国民一人一人がその個性と能力を十分に発揮し、相互に人格と個性を尊重しつつ支え合いながら共生する活力ある社会(=共生社会)の実現を推進することを目的としています。基本法では「新しい認知症観」が掲げられました。
■「新しい認知症観」とは?
認知症になったら何もできなくなるのではなく、認知症になってからも、一人ひとりが個人としてできること・やりたいことがあり、住み慣れた地域で仲間等とつながりながら、希望を持って自分らしく暮らし続けることができるという考え方です。
■オレンジカフェ
認知症の方、ご家族、認知症ではない地域の方が気軽に交流できる場です。
市内に8カ所の認知症カフェがありますが、つしまオレンジサポーターの会が、津島市地域包括支援センターのサポートをうけて運営しています。
■認知症介護家族交流会
認知症の方または疑いのある方を介護している家族同士の交流の場です。
情報交換などにより、介護負担の軽減が図れるようサポートしています。月に1回、市役所で実施しています。今年度は、大家族交流会を11月11日(火)に開催予定です。マイクロバスに乗って、各地の交流会が集合するため、市外の認知症のご家族の方と交流ができる場となります。
■つしまオレンジサポーターの会
認知症サポーターが力を合わせ、サポーター養成講座での寸劇や「オレサポ通信」の発行など、認知症の方と家族が安心して暮らせる地域を作ろうと活動をしています。また、オレンジカフェの運営も行っています。
■認知症図書コーナー
市立図書館に行ったら、認知症に特化した本を集めたコーナーがあったわ。講演会やお知らせ等のチラシも置いてあってとても参考になったわ。
問合:高齢介護課地域包括ケアG
【電話】55-9471