くらし 刈谷の輝く人

刈谷にゆかりのある輝く人を紹介します!

■第6回 Minecraft カップまちづくり部門全国大会出場
青木 楷征(あおき かいせい)さん

プロフィール:
日高小新5年生。2年生のころから、小中高生がプログラミングを学べるCoderDojo大府に所属。ゴルフや釣り、虫採り、将棋などたくさんの趣味を持つ。

全国大会発表の様子(まちづくり部門後半1組目)
※本紙3ページの二次元コードをご参照ください。

▽Minecraftで身近な幸せを感じられるまちづくり
「ロスをロストし、全員がお腹いっぱい食べられて、平等に学校に行ける世界をイメージしました」と自分たちが作ったMinecraftの世界を説明する青木さん。
Minecraftとは、サイコロ型のブロックでできた世界で、ブロックを駆使して冒険や採掘、建設などを自主創造的に楽しめるゲームです。
CoderDojo大府の小学1〜6年生の14人の仲間とともに、今大会の「Well-beingをデザインしよう」というテーマのもと、身近な幸せを感じられる世界を作り、東海ブロックで2つの賞を受賞。まちづくり部門の全国334点の作品の中から28点に勝ち残り、全国大会では奨励賞を受賞しました。

▽得意分野で活躍
チームは学年も技術もバラバラでしたが、ブレインストーミングを重ね、出た意見を否定せず、たくさんのアイデアを取り入れました。食料生産などをコントロールする食品AIタワーや、多くの国のことを知って思いやりの気持ちを学ぶスマートスクールのほか、宇宙太陽光発電やアンモニア火力発電など、たくさんの施設を形にしていきました。
青木さんはもともと好きだった元素の知識を生かして、原子空気清浄施設の製作を提案。トロッコで二酸化炭素を運び、植物の光合成を利用して自動で分解する施設を約1カ月かけて完成させました。「時間が経つとトロッコの勢いがなくなるので、特殊なレールを利用して勢いがなくならない仕組みを作りました」と工夫した点を話します。

▽人の感情を大切にする世界を
次の目標は、まずは今回を超える作品を作ってMinecraftカップに出場し、最終的にまた全国大会に出場すること。「AIを使った仕組みは単純作業の工場や計算では便利だと思ったけど、それだけでは面白くない。人の感情は何通りもあるので、それを大切にできる世界を表現したい」と力強く話します。
豊富な知識を生かしてMinecraftで人々の幸せを表現する青木さん。彼の想像力あふれる作品に今後も注目です。

◆輝く人の原動力
▽気持ち良くゴルフ!
たくさんある趣味の中でも特にゴルフが好きです!

▽元素好きのきっかけ
宝石や化石に興味があり、調べていくうちにそれを構成する元素も好きになりました。

※詳しくは本紙3ページまたはPDF版をご覧ください。