スポーツ 刈谷の輝く人

刈谷にゆかりのある輝く人を紹介します!

■THE DANCE WORLDS 2025 世界大会3連覇 
SPG CHEERDANCE PROJECT 
H BEAT BEANS VIVID

・江島 瀬奈 (えじま せな)選手 (大府高校3年)
・小原 杏稟 (こはら ありん)選手 (依佐美中3年)
・加藤 葵海 (かとう りあ)選手 (依佐美中3年)

チアを始めたきっかけ:
・江島選手…母から勧められて
・小原選手…スポーツ観戦時にチアリーダーに憧れて
・加藤選手…いとこの影響で

▽刈谷から世界の頂点へ
世界40カ国以上から、トップチームが選出され開催されたTHE DANCE WORLDS 2025。9,000人以上のチアと3,500人以上のダンスアスリートが集まり、世界チャンピオンの座を競いました。刈谷から3選手がチアダンススクール「SPG CHEERDANCE PROJECT」の選抜チームのメンバーとして出場し、Senior Small Pom 部門で優勝、チームとして世界大会3連覇を達成しました。

▽悔しい思いをした全国大会
3人は昨年6月に選抜チームに選出され、2月からの予選に向けて練習に取り組んできました。競技チアの難しさについて、「モチベーションを保つこと、レベルの高い技を9人全員で合わせること」と小原さんは話します。
日頃のチーム練習はもちろん、自主練習にも励み、選抜チームで臨んだ数々の大会では好成績を残してきました。しかし、世界大会前の全国大会では5位という結果に。江島さんは「全国大会で悔しい思いをした分、世界大会では必ず1位を取って3連覇したいと思った」と当時を振り返ります。

▽3連覇の背景にある、チームの強み
迎えた世界大会では、9人で息の合ったパフォーマンスを披露し、見事3連覇を達成。加藤さんは「ずっと憧れていた優勝ができてうれしい。見たかった景色を見ることができた」、小原さんは「プレッシャーもあったが、もう1度世界の表彰台に立ててうれしかった」と優勝の瞬間を振り返ります。
全国大会で味わった悔しさを乗り越えることができた理由には、チームの強みが大きく関係していたと3人は分析します。江島さんは「9人全員の意識が高い。アドバイスし合って、演技に取り入れている」、加藤さんは「全員でお互いを高め合い、課題に向き合える」とチームの強みを力強く話します。世界大会までの限られた時間で声を掛け合い、繰り返し練習し、技術を磨いてきました。

▽競技チアの楽しさと今後の目標
「難しい技をチーム全員でやりきった時の達成感が競技チアの楽しさ」と話す江島さん。3人ともチアを始めて約10年。
今後の目標を聞くと、「世界大会4連覇!」と声を揃えました。
世界に羽ばたく彼女たちのこれからの活躍に期待です。

◆輝く人の原動力
▽チーム皆で焼き肉
大会の打ち上げの定番は焼き肉。頑張った後のお肉は最高!

▽家族の支え
日頃からサポートしてくれる家族には感謝でいっぱいです。

※詳しくは本紙をご覧ください。