- 発行日 :
- 自治体名 : 愛知県刈谷市
- 広報紙名 : かりや市民だより 令和7年10月号
昨年6月の開始以来、徐々に活動範囲を広げ、利用者とサポーターが増加している、ちょこっとささえあい事業。12月からは活動範囲を市内全域に拡大します。今回は、サポーターとして活躍する平子さんのお手伝いに密着し、インタビューを通して、事業の魅力に迫ります。
◆ちょこっとささえあい事業とは
高齢者が抱える日常生活のちょっとした困り事を解決するため、事前に説明会を受けたサポーターが自宅を訪問し、利用料300円/30分でお手伝いする仕組みです。
◆困り事の例
簡単な掃除、買い物、ごみ出し、狭い範囲の草取り、簡単な剪定(せんてい)、簡単な縫い物、電球・電池交換、整理整頓、話し相手、料理の下ごしらえ、通院・買い物などの外出の付き添いなど

▽利用者 石原さん
「ちょっとした事でも安心してお願いできる」
脚を悪くして、身の回りのことが思い通りにできなくなってしまった時にちょこっとささえあい事業を知りました。今は、週に1度、リビングやトイレ、お風呂の掃除を手伝っていただいており、本当に助かっています。
地域の方がお手伝いに来てくださるので、地元の話をして盛り上がることもあり、安心してお手伝いしていただいています。
▽サポーター 平子さん
「ちょこっと得意なことをお手伝い」
裁縫と掃除と草取りが得意なので、この3つならお手伝いできると思い、登録しました。お手伝いするたびに利用者さんから感謝されるので、やりがいと頑張る気持ちをいただいています。少し時間に余裕があるときにお手伝いができるという気軽さで、負担感なく活動できていると思います。
自宅の周りにも高齢者が増えてきて、今後、近隣の助け合いは大事になってくると思うので、少しでも力になれるよう活動を続けていきたいです。
■活動の流れ
◆登録から依頼まで
[STEP 01] 説明会を受講し、サポーター登録する。
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[STEP 02] お手伝いの内容がLINEまたは電話で伝えられる。
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[STEP 03] お手伝いが可能であれば、センターから利用者の詳細が電話で伝えられる。
◆お手伝い
[STEP 01] 利用者の自宅を訪問し、お手伝いをする。
※利用者とサポーターが初対面の場合はセンターの職員が同行。
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[STEP 02] 報告書に利用者のサインをもらい、利用料を受け取る。
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[STEP 03] お手伝い完了をスマホまたは専用の用紙でセンターに報告する。
◆サポーターの登録
ちょこっとささえあい説明会(60分)を受け、説明会終了後、サポーターとして登録できます。
対象:18歳以上
持ち物:本人確認書類
▽説明会の日程

◆利用者の登録
対象:次のいずれかに該当する、在宅生活をしている人
・要支援認定者
・要介護認定者
・75歳以上
・基本チェックリスト(長寿課、各地域包括支援センターで実施)で生活機能の低下がみられた人
登録方法:電話でちょこっとささえあいセンターへ。電話受付後に自宅にセンターの職員が訪問し、登録手続と困り事の聞き取りを行います。
問合せ:ちょこっとささえあいセンター
【電話】63-6055
【ID】1017871
