- 発行日 :
- 自治体名 : 愛知県安城市
- 広報紙名 : 広報あんじょう 令和7年6月号
■雨水出水浸水想定区域とは…
想定最大規模降雨※で発生する内水(ないすい)氾濫により、浸水が想定される区域です。
※1時間雨量147mm(1000年に1回程度の確率で発生する規模の降雨)。
内水氾濫時の円滑かつ迅速な避難を確保し、被害の軽減を図るため、水防法の規定に基づき指定した雨水出水浸水想定区域を市HPに公表します。
○内水氾濫発生メカニズム
水害ハザードマップ作成の手引き参考資料3(国土交通省)を加工して作成
・水路の排水能力を超える雨が降ると、水路から水が溢れたり、水路に入りきらず地上に溜まったままになったりします。
・街等に降った雨は、水路等を通って川に排水されます。→大雨で川の水位が上がると、排水されにくくなり、水路等が溢れてしまいます。
■雨水出水浸水想定区域図で分かること
雨水出水浸水想定区域図では、想定される浸水の範囲や深さ、浸水が継続する時間を知ることができます(令和7年度以降に水害ハザードマップへ反映予定)。
雨水出水浸水想定区域図を見て、自宅や学校、職場周辺で発生する浸水をイメージし、いつでも避難できるように備えてください。本紙QRコードを読み取り、自宅周辺の浸水深を確認しましょう!
■雨水タンクを設置しよう~個人でできる内水氾濫対策~
市では、降雨時に河川や水路等への雨水の流入軽減を目的に「雨水貯留浸透施設(雨水タンク等)」の設置に対し、工事費の2分の1(上限有)を補助しています。
貯めた雨水は庭木の散水に使うことで水道代を節約できる他、災害時の雑用水として使用できます。補助金の申請は、必ず設置前にしてください。詳細は土木課に問い合わせるか、本紙QRコードを参照してください。
問合せ:土木課
【電話】71-2239