くらし え~もんみっけ!~市民レポーターのページ~

市民レポーターの皆さんが、市内のさまざまな場所に出かけて、市民ならではの視点から小牧の魅力や身近な話題について取材した様子を、毎月紹介していくコーナーです!

■REPORT 252
◆小牧の新ブランド駒来ファームのシイタケ
食卓に欠かせない栄養満点のシイタケを、小牧で栽培から販売まで行う駒来ファーム。極太の軸と肉厚の椎茸を作るため、愛情をたっぷりそそいで育てています。障がい者就労継続支援B型事業所リアが運営していて、障がいのある方も元気に働いています。いろいろなこだわりについて社長の金田永哲さんに話を聞いてきました。

金田さんと3人のスタッフ、そして1日6人の障がいのあるスタッフ(利用者)で栽培から販売までを行っています。
シイタケ栽培のきっかけは、障がいのある利用者が働きやすい仕事で、小牧のブランドとなるものを作りたいと考えたときに思いつきました。

▽太く育てた軸も旨い!
ブランドというからには唯一無二のこだわりが必要です。それが『駒来ファームのシイタケはとにかく軸が太い!』。
通常よりも時間をかけてゆっくり育てることで、傘だけでなく軸まで太く大きくなるそうです。
太く育った軸は食感も味も抜群。商品としてパック詰めする時には、敢えて軸を上にしています。
軸の太さや傘の裏側を見せるのは、良いものを生産しているという自信があるからです。

▽やりがいを持って
ゆっくりじっくりシイタケを育てるというのはとても根気のいる仕事です。その時々の気温や湿度を管理し、きれいな環境で大切に育てなければなりません。
またパック詰めなどの作業でも、傷がつかないよう作業をする必要があります。
利用者は生産だけでなく、パック詰めも担当。壊れやすい乾燥椎茸の袋詰めも一つ一つ丁寧に作業します。一生懸命、育てるからこそ商品として売り場に並んだシイタケを見て、自分の仕事に対するやりがいと誇りを感じているそうです。
「生き生きと働くために甘えず、頑張りすぎず、できることをできるようになることが利用者の将来へと繋がっていく」と金田社長は語ります。

▽新しい小牧ブランド
厚めにカットしたシイタケをたっぷり入れた名古屋コーチンのレトルト駒丼やシイタケの出汁などを販売する計画が進んでいます。
シイタケは、JAの産直市場をはじめとして6カ所ほどで販売しています。
また、駒来ファームでは、子どもから大人まで「見る、獲る、食べる」を楽しめるような工夫もあり、ぜひ現地に足を運んでみてください。

◆編集後記 ヤンメイ
レトルト駒丼を開発したのは調理ができる・できないに関わらず誰でも美味しく食べられること、また防災にも役立つことまで考えたそうです。厳しくも愛情たっぷりの金田社長の広い視点に感服です。

◇今回の取材先
駒来ファーム
場所:北外山宮ノ腰121
電話:080-5508-8088
時間:午前9時30分~午後4時
休み:年末年始のみ休み
※県道25号線(旧41号)「レンタルのニッケン」西。
県道沿いののぼり旗が目印

■REPORT 253
◆便利なごみ分別アプリ「さんあ~る」を知っていますか?
2017(平成29)年7月からごみ分別アプリ「さんあ〜る」が導入されました。スマートフォンにアプリをダウンロードすれば、誰でもごみの収集日のお知らせや資源・ごみ収集カレンダーなどの便利機能を使用できます。アプリを使用するにはどうすればよいのか?活用方法は?など、市ごみ政策課に話を聞いてきました。

「さんあ〜る」はごみの分別アプリで、住んでいる地区を登録すれば、ごみ収集日のお知らせなどを受け取ることができます。ごみの収集日が分からなかったり、分別に迷ったりした時は、アプリからすぐに確認できます。また多くの外国人市民に対応するため8言語(日本語・ポルトガル語・スペイン語・英語・中国語・タガログ語・インドネシア語・ベトナム語)で利用することができます。
令和7年1月末時点で約1万5000件、ダウンロードされています。

▽便利な機能は防災にも
・ごみ収集日をお知らせ! 通知方法も前日、当日、両日と自分の好みで設定できます。
・品目名から分別を検索できる! 捨てたいごみの名称を入力すると、ごみの分別を教えてくれます。
・自分の地区の資源・ごみ収集カレンダーがすぐ見られる! 週、月と見られるのでとっても便利です。
さらに、台風や災害時のごみの分け方や出し方などごみに関するさまざまな情報も「さんあ〜る」で利用者に届きます。
分別のためだけでなく、防災の面からもメリットの大きいアプリです。

▽ごみの減量に協力を
小牧市は愛知県内の市で7年連続リサイクル率1位であり、ごみの再資源化に力を入れています。
近年では「子ども服リユース」をはじめ「ジモティースポット小牧」を誘致するなどのリユース事業を行い、ごみ減量に力・・を入れています。「ごみの適正な分別のためにアプリを活用し、より一層ごみの減量にご協力いただければ」と市担当者は市民に呼び掛けています。

◆編集後記 つっきー
小牧市がこんなにごみの減量に力を入れているとは知りませんでした。
まずは資源で出せるものを考えてどうしても燃やすしかないごみだけを白袋で出すように意識していきたいです!

◇今回の取材先
市ごみ政策課
場所:市役所本庁舎2階
電話:76・1187

◆さんあ~るダウンロード方法
※詳しくは本紙15ページまたはPDF版をご覧ください。