- 発行日 :
- 自治体名 : 愛知県大府市
- 広報紙名 : 広報おおぶ 2025年5月1日号
■おおぶ活き活き幸齢者応援八策 梁・柱ごとの主な事業を紹介します
○1 老人などの表記の見直し
高齢期を前向きなものとして捉えてもらうため、法令などに定めがある場合などを除き、「老人」「後期高齢者」といった名称について表記を見直します。
※児童(老人福祉)センターは、10月から「こども(幸齢者)交流センター」に名称が変わります。
○2 認知症ヘルプマークの普及推進
認知症不安ゼロの取り組みを全国へと広げるため、市独自に制作した認知症ヘルプマークがデザインされたパスケースや入手方法の案内を全国の自治体に配布します。
○3 さくらMIRAIサポート(終活支援)の実施
市独自のエンディングノート「さくらノート」の配布や、ノートの保管場所・記載事項を市に登録する終活登録制度、関係機関に情報提供する葬祭事業者等紹介サービスを行っています。
○4 市民活動センターとボランティアセンターの一体化などの体制強化
高齢者が活躍できる機会を一層拡大するため、市民活動センターとボランティアセンターの一体化などの体制強化に向けた具体的な検討を行います。
○5 健康増進・交流センターの整備
市民の健康増進・多世代交流の機能と、長期欠席児童生徒の居場所となる第二教育支援センターの機能を有する複合施設として、東新町に健康増進・交流センターを新たに整備します。
○6 市循環バス路線のさらなる充実
医療機関や商業施設へのアクセスの強化を望む多くの市民の声に応え、10月から新たにバスを2台増車し、通院・買い物用の2路線を新設する路線改正を行います。
○7 ねこの手サービス
高齢者軽度生活援助事業の拡充
4月から、ごみ出しなどの短時間の利用ニーズにも対応できるよう、利用券1枚当たりの利用時間を1時間から30分に改めるとともに、交付枚数を年間48枚から96枚に拡充しています。
○8 高度医療機器の導入支援
市民が市内の医療機関で体への負担が少ない低侵襲の手術を受けられる体制を整備するため、国立長寿医療研究センターへの手術支援ロボットの導入を支援します。
■前を向いて、楽しみながら生きていきましょう
ゴールデンクラブおおぶでは、地域の特徴を生かしたイベントを企画しています。活動に参加することで仲間ができ、前向きな気持ちになってもらえたらと思います。今号の28ページでクラブの紹介をしていますので、ぜひご覧ください。
いくつになっても目標や夢を持って、楽しみながら人生を生きていく人が増えてほしいです。今まで培ってきた知見や経験を生かして、地域へと貢献していくことで、貢献寿命と健康寿命の延伸につながっていくと思います。
ゴールデンクラブおおぶ会長 山本友和さん
■活き活きと活躍し、安心して暮らし続けるために
地域福祉課では、65歳以上の市民の方と話す機会が多くあります。趣味やボランティアなどに精力的に取り組まれていて、実年齢よりも若く見える方がほとんどです。
市では、全ての高齢者の皆さんが「幸齢者」となることを目標に、さまざまな施策を展開していきます。皆さんも生きがいづくりや仲間づくりに積極的に取り組み、いつまでも地域との関わりを持ち続けてもらえればと思います。今号の28ページでは、人生を楽しむ「幸齢者」を紹介する新シリーズ「Happy Aging」を連載開始しますので、ぜひご覧ください。
地域福祉課 浅井梨紗
問合せ:地域福祉課
【電話】45-6228