くらし 知ったらたのしい条例(じょうれい)の世界(2)

ここで、大府市オリジナルの条例を2つくわしく見てみるのじゃ。
あなたの「推(お)し条例」が見つかるかも!

◆2021 人と犬及(およ)び猫(ねこ)との共生(きょうせい)に関(かん)する条例
イヌもネコもいのちある大切な生きものです。
この条例では、イヌやネコのかい主は、最後(さいご)まで世話をしっかりすること、出かけるときにはふんを片付(かたづ)けることなどをルールにしました。
また、「のらネコ」を見守る活動をサポートすることや、まわりの人のめいわくになるようなやり方でエサをあげてはいけないことなども決めました。
イヌやネコとみなさんが、なかよく安心してくらせる大府市をめざしています。

◆2024 マンションの管理(かんり)の適正化(てきせいか)の推進に関する条例
一つのマンションにはたくさんの人が住んでいます。そのため、マンションの管理について、みんなの考えがちがったり、どう決めるかがむずかしかったりと、いろいろな問題が出てきます。マンションのいたんだ部分などをきちんと直さずにいると、その建物(たてもの)に住んでいる人だけでなく、まわりの人たちにも困(こま)ることが出てくるかもしれません。
そこで、マンションの持ち主や管理する人、マンションを売る人の責任(せきにん)をはっきりさせて、「きちんと管理できているか」を知らせてもらうルールを作りました。
マンションに長く安心して住めるようにする、知多半島ではじめての条例です。

・本当にみんながくらしやすいまちになるように、ぼくたちも条例のことを知ることが大切なんだね。
・身近な生きものや住む家についても、大府市オリジナルのルールがあるんだね。

大府市は愛知県(あいちけん)の中にあるから、愛知県の条例も大府市のルールになるんじゃよ。

◆2025 愛知県カスタマーハラスメント防止(ぼうし)条例
お客さんからのひどい言い方やぼう力から、はたらく人を守る条例です。大府市だけではなく、愛知県ではたらく人みんなを守ろうとするものです。
みなさんの家族だけではなく、みなさんが大きくなってはたらくときにも大切な条例です。みなさんもはたらく人を大切にしてくださいね。

まさに今、この6・7月に愛知県議会でこの条例を作るかどうかを話し合っています。

・わたしたちのまちに、こんなにたくさんの条例があるとは知らなかったよ。
・ルールってこわいものってイメージがあったけど、みんなのために、みんなで決めたものなんだね。家族や友だちと条例のことを話し合ってみたいね。

○パブリックコメント手続(てつづ)き
みんなの生活に大きくかかわる条例を、作ったり直したりするときに、みんなから意見を集めることがあるんじゃ。
何さいからというルールはないから、みんなも意見を出すことで、条例作りに参加(さんか)することができるんじゃよ。

市の議会では、いろいろな条例について話し合っているよ。
大きくなったら見にきてね。

◆大府市のこれから
しょうかいした条例のほかにも、大府市は2023年に「政策法務推進条例」を、日本ではじめて作りました。
これは、まちづくり(政策)のために法務(法律・条例など)をしっかりと使っていくことをみなさんに約束する条例です。これからも大府市が、みなさんにとってくらしやすいまちとなるよう、みなさんの声を聞きながらがんばっていきます。

問合せ:政策法務推進室(せいさくほうむすいしんしつ)
【電話】85-5757