- 発行日 :
- 自治体名 : 愛知県尾張旭市
- 広報紙名 : 広報おわりあさひ 2025年9月号
■3.備蓄品の準備
●飲食料品の備え
○備えておくべき量ーできれば1週間分の用意をー
※3日に限らず、1週間程度は電気、ガス、水道といったライフラインが停止する可能性があります。
・食料品…1日3食×3日×人数分
・飲料水…1日3L×3日×人数分
○ローリングストックがおすすめ
普段食べている食料品や使用している日用品を少し多めに買い置きし、賞味期限や使用期限の古いものから消費し、消費したものをすぐに買い足すことで一定の量を備蓄していく方法。
日常的に使用するものを買い置きするため、普段の買い物の範囲で備蓄ができます。また、消費と購入を繰り返すことで備蓄品の鮮度が保たれ、災害時にも日常生活と近い食生活を送ることができます。

○おすすめの食料品
01.レトルト食品
消費と購入を繰り返すため、賞味期限が比較的短くてもよい
02.フリーズドライ食品
軽くてかさばらず、収納場所に困らない
03.乾物
ミネラルや食物繊維の補給になる
04.肉・魚などの缶詰
タンパク質を多く含み、食事のメインになる
●トイレ環境の確保
地震が起きたとき、断水や排水管の破損で水の利用が制限されることもあります。トイレは、共同生活を送る避難所では大きなストレスになります。在宅避難をするためにも、安価で購入できるトイレ処理剤の備えを進めましょう。
○備えておくべき量ーできれば1週間分の用意をー
1日5回×3日×人数分
「食料品の備蓄をされているかたは多いかと思いますが、意外と忘れがちなのがトイレ処理剤の備蓄です。災害直後は水などのライフラインの復旧に時間を要する場合も大いに考えられます。トイレに行く回数を減らすために水分を取らないことで体調を崩してしまうことも。能登半島地震でも大きな問題となったのがトイレです。
もしものときに安心してトイレに行けるように、トイレ処理剤も必ず備蓄しましょう!」
危機管理課 河内屋さん(R6.9~R7.3 輪島市派遣)
○簡易トイレ(トイレ処理剤)の使い方
※詳細は本紙をご覧ください。
(1)便器にポリ袋をかぶせる
使用後、汚物袋が濡れることなく取り出せる。簡易トイレが不要になるまで交換不要
(2)付属の汚物袋をかぶせ、便座を下げて固定
代用品…指定ごみ袋など
(3)用を足した後に付属の凝固剤(処理剤)を入れる
代用品…ちぎった新聞紙や猫砂など
(4)空気をしっかりと抜き、汚物袋を縛って「燃えるごみ」で処分
●在宅避難をするときは 避難所利用者登録票の提出を
指定避難所に提出することで、避難者として登録され、物資の支援を受けることができます。
支援物資は、登録した避難所へ取りに行く必要があるため、自宅近くの避難所に提出することをおすすめします。
●キッチンでの必需品
ガスが使用できなくなっても、カセットこんろ・カセットボンベが備蓄されていれば、温かい食事を取ることができます。
1人1週間あたり、カセットボンベ約6本の備蓄が必要となります。ボンベの使用期限は約7年なので、注意しましょう。
■総合防災訓練 [市制55周年記念事業]
○防災訓練へ55(ゴーゴー)!こどももおとなも みんなで学ぼう災!
楽しく防災を学べる実演や体験、展示などを実施します。
日時:10/26(日)9:00~12:00
場所:三郷小学校
「みんなで地域の防災意識を高め、安心できる「まち」をつくりましょう。ぜひ、家族でご参加ください!」
三郷自主防災組織 伊豆原さん
問合せ:危機管理課
【電話】76-8127
