- 発行日 :
- 自治体名 : 愛知県豊明市
- 広報紙名 : 広報とよあけ 令和7年8月1日号
◆「子どもの権利」を守るために求められていること
前回までは、子どもの権利条約やこども基本法についてご案内しました。
子どもの権利を守るために、実際に何が求められているのでしょうか。
まずは、大人が「子どもの権利」について理解し、尊重することが大切です。
◆「子どもの意見の尊重」(こども基本法第3条、子どもの権利条約第12条)
自分の気持ちを聴いてもらうことにより、子どもは自分が認められていることを実感します。たくさんの人と意見を交わす中で、話すこと、伝えることの大切さを理解していきます。
夏休みになり、子どもと接する機会が多くあると思います。そんな今だからこそ、子どもがどんな気持ちや考え、意見を持っているのか、ゆっくり耳を傾けて聴いてみてください。「子どもは黙っていなさい」と言いたい心をぐっとこらえ、子どもと意見を交わして、話し合ってみてください。
これは「子どもの権利」を守ることの意義であり、きっとこのことがはじめの一歩となるはずです。
問合せ:子育て支援課児童係
【電話】0562-85-3950