- 発行日 :
- 自治体名 : 愛知県弥富市
- 広報紙名 : 広報やとみ 令和7年5月号
◆予算の規模
令和7年度の予算規模は、一般会計は187億8千万円(前年度対比8.3%増)となりました。
また、特別会計は4会計の合計が86億2,099万3千円(前年度対比0.2%増)、企業会計が23億6,050万6千円(前年度対比6.8%減)で、全ての予算の合計は297億6,149万9千円(前年度対比4.5%増)となりました。
▽総額(単位:千円)
◆一般会計歳入の概要
歳入の根幹をなす市税は、個人市民税が定額減税の終了により本来の額に戻ることや固定資産税の増加など考慮し、市税全体では94億9,184万3千円(前年度対比7.8%増)を見込みました。これは歳入全体の50.5%になります。
市債(市の借金)全体では12億8,080万円(前年度対比75.2%増)を予定し、JR・名鉄弥富駅自由通路整備事業などに対する道路橋梁整備事業債2億5,870万円、弥富まちなか交流館リニューアル改修事業などに対する社会教育施設整備事業債8億6,730万円が主なものとなります。
基金(市の貯金)の取り崩しなどにあたる繰入金は8億2,502万円(前年度対比2.3%減)を見込み、令和7年度末基金残高は17億8,904万1千円となる見込みです。
▽歳入予算の自主財源・依存財源別内訳(一般会計)
▽一般会計(歳入)(単位:千円)
◆一般会計歳出の概要
歳出を目的別に見ると、土木費はJR・名鉄弥富駅自由通路整備事業などの実施により14億5,883万5千円(前年度対比22.4%増)となりました。
教育費は、弥富まちなか交流館リニューアル改修事業や中央公民館ホール特定天井撤去等改修事業などの実施により20億9,345万1千円(前年度対比11.5%増)となりました。
また、弥富インターチェンジ緊急時避難場所整備事業など安全・安心なまちづくりや、キャッシュレス決済や電子決済の導入、基幹業務システムの標準化対応などDXの推進のための取組に対しても配分しました。
▽目的別歳出の状況(一般会計)
▽一般会計(歳出)目的別(単位:千円)
また、歳出を性質別に見ると、義務的経費は人件費(職員の給与など)39億4,951万8千円、扶助費(福祉や医療の助成、生活扶助など)42億5,338万2千円、公債費(市債の償還金)11億6,302万4千円の合計93億6,592万4千円(前年度対比9.0%増)となりました。これは全体の49.9%を占めています。
投資的経費は、JR・名鉄弥富駅自由通路整備事業、弥富まちなか交流館リニューアル改修事業などの実施により、20億6,487万6千円(前年度対比29.9%増)となりました。
その他の経費で主なものは物件費(委託料など)30億2,513万円、補助費等(各種団体への補助金、負担金など)26億253万6千円、繰出金(特別会計への繰出金)15億61万9千円などが挙げられます。
▽性質別歳出の状況(一般会計)
▽一般会計(歳出)性質別(単位:千円)