くらし 災害から命を守るために風水害への5つの備え

≪1≫避難所・緊急時避難場所や危険箇所の確認をしましょう!

全戸配布しています各種災害のハザードマップを活用し、災害が発生した場合の対応をご家族で話し合っておきましょう。またYouTubeでハザードマップの解説をしていますので、二次元コードからご覧ください。

▽ハザードマップ解説動画
・弥富市洪水ハザードマップ動画
・弥富市高潮ハザードマップ動画
・弥富市浸水津波ハザードマップ動画
※二次元コードは本紙8ページをご覧ください

災害協定の締結などにより追加指定される場合がありますので、最新の市指定避難所・緊急時避難場所を随時ご確認ください。
・市指定避難所
・緊急時避難場所
※二次元コードは本紙8ページをご覧ください

◆指定施設以外での安全確保
自宅での安全が確保できる場合は、2階以上へ垂直避難を検討しましょう。また災害の危険がない市外の親戚や友人・知人の家などへの避難も検討してください。

≪2≫避難のための物資を確認しましょう!
避難所、緊急時避難場所では人が集まることから自身の健康、衛生環境確保のための用品が必要となります。
また自主避難に関しては、原則、飲料水、食料品などの物資の提供を行いません。各自の判断で最小限の必要品を準備してください。

◆災害への「備え」チェックリスト
▽備蓄品
□飲料水
□食料品
□日用品
□寝具
□携帯ラジオ
□着替え など

▽雨具、防寒のための物資
□傘
□雨がっぱ
□防寒アルミシート
□使い捨てカイロ など

▽健康、衛生管理のための物資
□マスク
□タオル
□体温計
□アルコール消毒液
□つめ切り
□ポリ袋
□常備薬
□スリッパ
□着替え
□紙おむつ
□生理用品
□ティッシュ、ペーパータオル、ウエットティッシュ など

◆ローリングストックで食料品を確保しておきましょう!
ローリングストックとは、普段から少し多めに食料品を買っておいて、使ったら使った分だけ新しく買い足しておくことで、常に一定量の食料品を家に備蓄しておく方法です。古いものから消費して買い足すことで、食料品の期限切れを防ぐことができます。
いざというときのために、普段から備えておきましょう。

◆飲料水兼用耐震性貯水槽について
市内6カ所にある飲料水兼用耐震性貯水槽では、40トンの水が常に衛生的な状態で保存されています。常に新鮮な水が流れ、地震発生時に外部の管と遮断して水を確保します。災害時にはこちらの水を飲料水などとして給水しますが、ご自身でも必要な分の水を備蓄しておきましょう。
▽設置箇所
・白鳥コミュニティセンター
・総合福祉センター
・輪中公園
・大藤小学校
・南部コミュニティセンター
・十四山支所

≪3≫避難情報に応じた行動をとろう!

市が災害の恐れがあり避難が必要と判断した場合は、避難情報(警戒レベル3以上)を発令し、防災行政無線、携帯電話の緊急速報メール、弥富市安全・防災メールなどを通じて市民の皆さんにお伝えします。
避難情報(警戒レベル3以上)が発令される前でも、自主的に判断して、早めの避難を心がけましょう。

≪4≫情報を早めに入手しましょう!
◆重要な4つの情報
(1)気象情報
(2)避難行動情報
(3)避難所開設状況
(4)わが身に影響を及ぼす被害状況

◆手段
◇同報無線(防災行政無線)
直近の内容を聞き直したい場合「65-8517」におかけください。

◇弥富市安全・防災メール
・PC・スマートフォンの場合
・フィーチャーフォン(ガラケー)の場合

◇気象庁のサイト「キキクル」
リアルタイムの雨雲の動きや災害危険度を入手可能

◇その他
・テレビ・ラジオ・エフエムななみ・緊急速報メール・市公式X・市公式LINE・Yahoo!防災ア
プリ・近隣の方との声かけ・広報車両による避難広報・市ホームページ

≪5≫マイ・タイムラインを作成しよう!
◆マイ・タイムラインとは?
自分自身がとる防災行動を時間ごとに整理した個人防災行動計画です。緊急時避難場所、避難所の位置や家族の状況を念頭に置いた計画を立てましょう。
台風を想定したタイムラインでは、台風が直撃する「3~2日前」「1日前」「半日前」「5~3時間前」など、時間ごとにどのような行動をとるのかを整理します。

◇マイ・タイムライン作成例

●台風直撃3日前 〈警戒レベル1 台風が接近〉
テレビ、インターネットで台風の進路をチェックする
緊急時避難場所、避難所を確認する。

●台風直撃2日前 〈警戒レベル2 雨風が強くなる〉
付近の川の上流の雨量を調べる。

●台風直撃1日前 川の水位が上昇
付近の川の水位を調べる。

●台風直撃半日前 川の上流から水が集まってくる
避難時に必要なものを準備する。

●はん濫5時間前 〈警戒レベル3 河川敷やグラウンドが浸水〉
避難しやすい服装に着替える。
高齢者などが避難する。

●はん濫3時間前 〈警戒レベル4 川があふれそうになる〉
全員安全な場所に避難する。

●はん濫発生 〈警戒レベル5 氾濫発生〉
避難完了。

国土交通省のサイト「Webでマイ・タイムライン」からも、手軽にタイムラインを作成することができます。

※二次元コードは本紙10~11ページをご覧ください