- 発行日 :
- 自治体名 : 三重県松阪市
- 広報紙名 : 広報まつさか 令和7年4月号
■一般会計 当初予算額:785億7,212万円(前年度比)7.5%増
◆特別会計
一般会計とは切り離して特定の事業ごとに管理する予算です。保険税や使用料など特定の収入で事業を実施します。負担と受益の関係が明確になるなどのメリットがあります。
・競輪事業・・・288億8,516万円(4.1%)
・国民健康保険事業・・・155億218万円(-6.0%)
・介護保険事業・・・194億4,880万円(1.6%)
・後期高齢者医療事業・・・46億5,957万円(3.7%)
・住宅新築資金等貸付事業・・・260万円(-2.8%)
◆企業会計
民間企業と同様、独立採算を基本とする予算です。
・水道事業・・・66億5,001万円(6.4%)
・下水道事業・・・121億7,913万円(3.4%)
・松阪市民病院事業・・・156億2,640万円(16.4%)
◎令和7年度予算について詳しくは松阪市ホームページをご覧ください。
■主要事業
◆若者定住
このまちの元気や活力を保つためには、若者が地域に根付くことが大切で、若者が定住できる環境を整えることが大切です。ここに育った子どもたちや若者たちが、自分たちのまちに「住み続けたい」と思っていただけるよう、さまざまな支援や新規事業を展開していきます。
〇みなみこども園移転改築・・・1,352万円
土砂災害警戒区域にある「みなみこども園」を「南小学校」に移転し、幼保連携型認定こども園として令和9年4月に開設(予定)します。
〇紙エプロン・手口ふき定額利用サービス・・・570万円
公立保育園の0歳から1歳児クラスのエプロン手口ふき定額利用サービスの利用料の一部を負担します。また、定額利用サービスを導入する私立保育園にも補助を行い、衛生面の課題解決、保護者や保育士の負担軽減を図ります。
〇紙おむつ専用ごみ指定袋無料配布・・・225万円
「福祉まるごと相談室」で、子育て世帯に対して紙おむつ専用ごみ指定袋の無料配布を行います。
※対象は、市内在住の在宅で常時紙おむつを使用する18歳までのお子さんがいる世帯。
〇中小企業奨学金返還支援補助金・・・224万円
松阪市内の中小企業の中で、従業員の奨学金の返還支援・代理返還を実施する企業を対象に奨学金の返還補助を行います。
〇中心市街地整備事業~駅西ワークショップの開催~・・・200万円
平成31年3月に策定された「松阪駅西地区複合施設基本構想」を基に、改めて松阪駅西地区に整備する施設について市民ワークショップを開催します。
◆福祉社会の実現
超高齢社会が予想される中、今後も市民が安心して暮らせる環境を整備し、包括的な福祉施策を推進します。
〇福祉まるごと相談室整備事業・・・2,460万円
現在10か所に設置している福祉まるごと相談室を新たに3か所開設します。健康や福祉の相談など、地域の皆さんの身近な相談窓口の充実を図ります。
〇民生委員・児童委員サポート事業・・・829万円
土日、祝日にも民生委員・児童委員活動の困りごとの相談や緊急時のサポートができるように「民生委員・児童委員休日サポートセンター」を設置します。
〇公共交通支援出資事業・・・3億271万円
「東海旅客鉄道(株)」、「近畿日本鉄道ホールディングス(株)」、「三重交通ホールディングス(株)」の3社の株式を1億円ずつ購入します。市民にとって欠くことのできない公共交通を将来に向けて確保していくためには、民間公共交通事業者との密な連携が必要不可欠です。株主として事業者の経営に責任を持つことで、松阪地域の公共交通を下支えし、地域にとってよりよい公共交通の構築をめざします。