くらし 8月に愛称決定「新消防庁舎等複合施設始動!!」

【新消防庁舎等複合施設(FACILITIES)】
◆施設概要
敷地面積:6,919.48平方メートル
建築:延べ床面積…2,617.79平方メートル/4,550.91平方メートル
階数:地下1階、地上2階、塔屋1階
最高高さ:10.6m
構造:車庫棟RC造、消防棟・地域コミュニティ棟S造
駐車場:
一般利用者駐車場…64台
おもいやり駐車場…2台
竣工日:令和7年3月25日

◇太陽光パネル
ZEB認証を取得。省エネ・創エネを実現した持続可能で災害にも強い施設。

◇エントランスホール
開放的な空間を確保し、エントランス横には憩いの場として市民ラウンジを設置。

《消防棟》
◇消防本部
フリーアドレスの導入により、様々な勤務スタイルに対応した職場環境を整備。
業務の効率化、職員のコミュニケーションを促進。

◇大山田分署
スムーズな動線を確保する工夫が随所に施されており、素早く現場へ出動。

《地域コミュニティ棟》
◇大山田地区市民センター
従来のカウンターをなくしたオープンな窓口。利用者が離れている本庁舎と直接やり取りできるリモート端末を導入することで、円滑な事務手続きが可能。

◇桑名大山田郵便局
公共施設内に郵便局がテナントイン。

◇大山田まちづくり拠点施設
1階には和室、2階には8つの会議室を設け、うち4室はパーティションにより可変性を持たせることで、多様なニーズ(研修、講習、避難所等)に対応。

■竣工式・内覧会を実施
5月31日に竣工式と内覧会を実施しました。市長も参加して新庁舎の完成を皆さんに披露しました。内覧会には多くの市民の人に参加していただき普段見ることができない施設の裏側を見ていただくことができました。

■5つの機能からなる複合施設
新庁舎は、6/2(月)から供用を開始し、消防本部、大山田分署、地区市民センター、まちづくり拠点施設、郵便局からなる複合施設で、会議室やエントランスを共有することで無駄のない施設を実現しました。地域の安全とコミュニティの中心となる施設をめざします。

■あらゆるニーズに対応できる新しいまちづくり拠点施設
和室(写真左)は、身近に光や風などを感じることができ、心地よい空間でサークル活動機会の充実を図ります。会議室(写真右)は少人数での打ち合わせ、大人数での研修会や講演会など、さまざまな用途や人数に応じて柔軟に利用できます。また、災害時の避難所機能の用途も備えています。

■県内の公共施設で初ZEBの取得
新庁舎は省エネと創エネに努めた設計となっており供用開始された施設としては県内初となるZEB(※)を取得しました。243.1kWの容量の太陽光パネルを施設屋上に配置し、エネルギー削減率107%を実現しました。
※ZEBとは…Net Zero Energy Building(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)の略称で、快適な室内環境を実現しながら、建物で消費する年間の一次エネルギーの収支をゼロにすることをめざした建物のことです。

■防災の拠点
災害時の中枢となる警防本部室(写真左)の強化や有事の際には避難所となる会議室、ペット避難に対応した倉庫、災害時に電源車や水槽車を受け入れるだけでなく、かまどベンチ(写真中)やマンホールトイレ(写真右)が整備された防災広場と防災面の設備も充実した施設となっています。