くらし 令和7年度 施政方針 #最高に住みやすいまち鈴鹿

令和7年2月市議会定例議会の開会にあたり、市政運営の基本方針と予算編成に対する考え方を表明しました。今回の特集は、その概要をお知らせします。

◆「#最高に住みやすいまち鈴鹿」の実現に向けて
本市は、令和6年4月にスタートした「鈴鹿市総合計画2031(にいまるさんいち)」のもと、将来都市像に「ひとがつながり DXで未来を拓く #(ハッシュタグ)最高に住みやすいまち鈴鹿」を掲げ、その実現に向けたまちづくりを進めています。
本計画で、人口減少抑止策と人口減少社会適応策を両輪とした「人口減少対策」と、これからの時代を見据えた「DXの推進」に全力で取り組む方向性を掲げています。
鈴鹿市長 末松則子

◆人口減少の抑止
人口減少抑止に向けて、まずは、子育て世代をはじめとする若い世代の皆さんに住み続けていただけるよう、妊娠・出産期から子育ての時期に至るまで、途切れのない支援を行い、子育てをしやすい環境、こどもが安心して成長できる環境を整えてきました。
その成果として、本市は民間機関が実施した「自治体の子育て支援制度に関する調査」の、「共働き子育てしやすい街ランキング」で、3年連続で非常に高い評価を受けています。
引き続き、時代に合った子育てニーズを把握することで、より子育てがしやすいと市民の皆さんに実感いただけるようにさらに施策を推進していきます。

◆人口減少社会への適応
人口減少社会への適応について、人口構造が変化しても、質の高いサービスを持続的に提供できる仕組みを構築していかなければなりません。
公共交通、地域医療、教育の充実など、多くの分野で、少子化、高齢化に伴う人口構造の変化の推移を的確にとらえながら、施策を推進していきます。
また、老朽化する公共建築物やインフラへの対応も喫緊(きっきん)の課題であり、これら公共施設などで提供されるサービスの将来的なあり方の検討を含め、行財政改革の視点を取り入れながら、公共施設マネジメントを効果的に推進していきます。

◆DXの推進
DXを推進するため、令和6年度から、外部人材にDX推進監を委嘱し、デジタル化を加速させています。
昨年10月には、生成AIを本格導入し、職員の企画立案や文書作成の補助ツールとして活用しています。
今後も、デジタル化の推進により、市民の皆さんの生活利便性の向上と、効率的な行政経営に向けた仕組みへの転換を図り、本市の住みやすさを実感いただけるような施策を展開していきます。