くらし 鈴鹿市総合計画2031に掲げる6つのビジョンごとに主な事業を紹介します。

◆ビジョン1 子どもが輝き人と文化を育むまち
◇児童・生徒1人1台端末の更新
小・中学校に導入した児童・生徒の1人1台端末を更新し、学習支援、オンライン授業、デジタル教科書や電子書籍の閲覧などの教育DXをさらに進め、全てのこどもたちの学びを保障します。

◇電子図書館の開設
市立図書館で、電子書籍の閲覧と貸し出しができる環境を整えます。場所や時間を選ばず閲覧、貸し出しできる電子書籍の特性を生かし、利用者サービスの拡大を図ります。

◆ビジョン2 健やかにいきいきと暮らせるまち
◇こども医療費助成を18歳まで拡充
こども医療費助成の対象年齢を現在の15歳から18歳まで拡充し、子育て世代の経済的な負担を軽減することにより、安心してこどもが医療を受けられる環境を整備します。

◇認知症対策として補聴器購入費を助成
50歳以上の軽度・中等度難聴者へ補聴器の購入費を助成し、聴力低下によるコミュニケーション不足を防ぐことで、認知症や、うつ病などの発症リスクの低減を図ります。

◆ビジョン3 生命と財産を守り抜ける安全・安心のまち
◇三重中央消防指令センターの共同整備
令和8年度から津市、鈴鹿市および亀山市で消防通信指令業務を共同で実施するため、三重中央消防指令センターを3市共同で整備します。

◇総合防災情報システムを新たに導入
経年劣化が進んでいる既存の防災行政無線の仕組みを整理し、機能強化を図るとともに、災害時における情報伝達を迅速かつ確実に行うため、新たに総合防災情報システムの整備を進めます。

◆ビジョン4 自然と調和し快適な都市環境を未来へつなぐまち
◇バス・ロケーションシステムの導入
C-BUSの現在地がスマートフォンなどから確認できるように、バス・ロケーションシステムを導入することで、利便性向上を図り、利用者の拡大につなげます。

◇市営住宅に指定管理者制度を導入
令和8年度から市営住宅に指定管理者制度を導入し、入居率の向上や管理運営の効率化によるサービス向上を図ります。併せて、3階建て以上の市営住宅の駐車場を有料化し、駐車場の適正な管理を行います。

◆ビジョン5 持続可能な産業の発展とにぎわいや交流が生まれるまち
◇創業支援制度の創設
市内で創業する市民を対象に創業時の初期費用の補助や、補助を受けた方に経営力強化講座を実施し、地域経済の活性化を図ります。

◇農業者セミナーの開催
農業者セミナーを開催し、農業経営に関する学びの場を提供することで、未来の農業者の育成や、経営の継続・継承につなげます。

◆ビジョン6 みんなで支える自分らしく生きるまち
◇電子申請システムの拡充
電子申請システムの機能を拡充させることにより、行政手続などのオンライン化を推進し、市民の利便性の向上と業務の効率化を図ります。

◇オンライン初級日本語教室の開催支援
鈴鹿国際交流協会に対して、企業で働く外国人市民を対象とする「オンライン初級日本語教室」の実施に必要な経費を補助することにより、外国人労働者が日本語を学習できる環境を整備します。

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