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◆夏の鈴鹿、“特別な一戦”に挑む
スポーツカーに改造を施したマシンをトップドライバー達が操り激しい戦いを展開する、国内屈指の人気を誇る「スーパーGT」。今月、鈴鹿サーキットでシリーズ第5戦が開催され、出力などにより規定された「GT500」「GT300」の2つのクラスが混走します。
注目されるのが、日産GT-Rを駆ってGT300クラスを戦う「ヘルム・モータースポーツ」。監督として同チームを率いるのは、福山英朗(ふくやまひでお)さん(尾鷲市出身、鈴鹿市在住)です。これまで5度の国内チャンピオンを獲得、アメリカ最大のレ-スシリーズ「NASCAR」の最高峰クラスに参戦、「ル・マン24時間レース」でクラス優勝など数々の栄冠に輝いたレジェンドドライバーであり、その深い知見と柔らかな語り口でモータースポーツ番組のコメンテーターとしても活躍しています。
「まだまだチームは若く経験不足ですが、多くのドライバーが憧れる鈴鹿は特別な一戦。ぜひ表彰台に立ちたいですね」と語る福山さん。夏の鈴鹿での活躍に期待しましょう。

中野能成(なかのよししげ)(鈴鹿モータースポーツ友の会事務局)