健康 みんなで健康づくり

■第3次尾鷲市健康増進計画(令和6~10年度)における取り組み
~メンタルヘルス対策ついて~
市では、3月に「気づいてあげてこころとからだのSOS」をテーマに、こころの健康について普及啓発を行っています。

◆気づいていますか?こころのSOS
日々過ぎていく生活の中では、自分でも気づかぬままにストレスを抱え込んでいることがあり、そのまま頑張り続けてしまうと、やがてこころの病気(うつ病やパニック障害など)の発症につながってしまうかもしれません。
そうなる前に、こころのSOSサインに「気づき」、「適切に対処する」ことが大切です。

◆SOSのサイン
◇心理面
・不安、気分の落ち込み
・イライラ
・意欲の低下、集中力の低下

◇身体面
・不眠
・疲労感
・頭痛、肩こり、腰痛
・食欲低下

◇行動面
・飲酒量、喫煙量の増加
・ひきこもり
・欠勤や遅刻の増加

◆上手にストレスの対処をしましょう
SOSのサインに気づいた場合は、次のストレス対処法を実践してみましょう。

◇大切な3つのR
(1)レスト(Rest)…休息、休養、睡眠
オンとオフを切り替え、休息をしっかり取りましょう。
(2)レクリエーション(Recreation)…運動、旅行のような趣味娯楽や気晴らし
ストレスを発散させる趣味を持つことが大切です。好きなことに打ち込むことで、日々のストレスから意識をそらせるようにしましょう。
(3)リラックス(Relax)…ストレッチ、音楽などのリラクセーション
呼吸を落ち着かせる、筋肉の緊張を解くなど、精神を安定させるリラクゼーション方法を取り入れましょう。

◆それでも気分が晴れない場合は
ストレス対処法を試しても、SOSサインが消えない場合もあります。
そんなときは、家族や友人、身近にいる人に自身のつらい気持ちを打ち明けてみましょう。特にアドバイスを受けなくても、話すことで気持ちの整理ができ、自分で解決の方向性に気づいたり、心が楽になったりすることもあります。
もし、身近につらい気持ちを話すことのできる人がいないときは、本紙16ページの相談窓口をご利用ください。

お問い合わせ:福祉保健課
【電話】23-3871