くらし みえ森と緑の県民税市町交付金事業の実績と計画

市では、三重県から交付される「みえ森と緑の県民税市町交付金」を活用して、さまざまな事業に取り組んでいます。

■令和6年度実績報告
(1)人家裏危険木伐採事業
倒木等が心配される人家裏の危険木を伐採し、災害を未然に防止するため、2地区の自治会などに伐採費用の一部を補助しました。

(2)尾鷲ヒノキを活用した保育園児等への山育事業
市内全ての保育園・認定こども園の5歳児を対象に、尾鷲ヒノキ等の苗木を一人1本ずつ園で育て、卒園児が育てた苗木を市有林の「みんなの森」に植樹をし、子どもたちが森に親しみを持つ機会の創出を行いました。

(3)クッブを用いた地元産材に触れ合う事業
小学校や各種イベントでのクッブ体験を行い、尾鷲ヒノキの良さを再認識する場となりました。特有の香りや質感に触れ、その魅力を知るきっかけになりました。

(4)木と触れ合う保育環境づくり
大型の積み木を導入し、木や森に関する木育教室を行いました。遊びを通して子どもの想像力や感性を養い、木や森に興味を持つきっかけになりました

(5)森と野鳥の学びの場づくり事業
野鳥の小径ふれあい広場の東屋で県産材を活用して修繕し、野鳥と森林について学ぶ場をつくりました。地域住民が日ごろから環境整備に取り組んでいる野鳥の小径を訪れる人が安心して利用できる環境をつくりました。

(6)中村山公園整備事業
中村山公園の枯損木(こそんぼく)などの除去を行い、市民が安心・安全に自然に触れ合える公園整備を行いました。

■令和7年度事業計画
(1)人家裏危険木伐採事業
倒木等が心配される人家裏の危険木を伐採し、災害を未然に防止するため、自治会などによる人家裏危険木の伐採費用の一部を補助します。

(2)三木里海岸の松原整備事業
三木里海岸付近の防風林内に植生している危険木や景観上支障のある樹木の枝払いを実施し、安全性を確保するとともに、身近にある自然と触れ合う環境を提供するため実施します。

(3)尾鷲ヒノキを活用した保育園児等への山育事業
園児一人ひとりが「市の木」である尾鷲ヒノキ等を苗木から育てていく取り組みを実施し、子どもたちが森に親しみを持つ機会を創出することを進めます。

(4)木とふれあう学校環境づくり事業
宮之上小学校、賀田小学校で、市産材の木製の机・椅子を再利用し、新入生による損傷部分の取り換え組立て等を行うことで、木材への関心と愛着を持ち大切にする心を育む学校環境づくりを進めます。

(5)みえ森林教育ステーションを活用した木育事業
みえ尾鷲海洋深層水アクアステーションにて、尾鷲ヒノキを用いたミニ看板の作成を行う木育体験を行い、触れる機会を創出します。

(6)馬越公園整備事業
公園内の高木となった景観上支障をおよぼす樹木を整備し、安心・安全に遊ぶことができ、豊かな生活環境を実現することを目的とし、実施します。

(7)中村山公園ほか整備事業
中村山公園等の公園の枯損木(こそんぼく)などの除去を行い、危険を未然に防ぎ、市民が安心・安全に自然に触れ合える公園整備を進めます。

お問い合わせ:水産農林課
【電話】23-8262