健康 【特集】かめやまるごと健康プロジェクト進行中!(1)
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- 自治体名 : 三重県亀山市
- 広報紙名 : 広報かめやま 2025年9月1日号
本市で今、「かめやまるごと健康プロジェクト」が展開されていることをご存じですか?ウォーキングとラジオ体操を核として、市民の皆さんが運動・スポーツを日々の習慣にし、まち全体(かめやま+まるごと)で健康になることを目指すプロジェクトです。プロジェクトの一つとして、7月23日には西野公園運動広場で「亀山市市制施行20周年記念巡回ラジオ体操・みんなの体操会」が開催されました。
体を動かすことは、生活習慣病や認知症などにかかるリスクを下げ、心身のリフレッシュにつながります。友人、仲間、同僚などみんなで一緒に取り組むことが継続の秘訣です。さぁ、みんなで健康になりましょう!
厚生労働省は、令和6年に「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」を策定しました。ガイドでは歩行などの身体活動について、成人は1日60分以上、高齢者は40分以上行うことが推奨されています。
そのような中、市で行った調査において、歩行などの身体活動を1日60分以上しないと答えた人は、男性が56.7%、女性が51.4%でした。全国と比較すると、男女ともに高い状況にあります。
■身体活動を1日60分以上しないと答えた人の割合
健康政策課
課長 櫻井 こころ
◆健康都市を目指したヘルスプロモーションを推進しています
市は、WHOが提唱する「健康都市」の概念に賛同し、平成22年度から健康都市連合に加盟し、暮らしの質を高めるための健康づくりの取り組みを推進しています。これまで人の健康は、個人の責任によると考えられてきましたが、水や空気、安全な食べ物、居住環境、教育、地域コミュニティなどの多くの要因が影響しており、「健康都市」とはそのすべてが健全に機能していることを指します。
市では、市民のヘルスリテラシーの向上を図るため、健康に関する知識の習得と実践の場として創設した「かめやま健康都市大学」の運営、スマートフォンアプリ「健康マイレージ」を活用した「アプリdeウェルネス推進事業」の実施に加え、市民の主体的な運動習慣の定着による健康活動の促進を図るため、本年度から「かめやまるごと健康プロジェクト」を実施しています。
◆健都サポーターによる地域への健康活動の広がり
かめやま健康都市大学修了生のうち、健都サポーターへの登録を希望された79人が、自身の知識や経験を生かした主体的な健康活動を実践され、家族や友人とともに、地域での健康活動を広げています。また、健都サポーターによるワーキンググループ活動として、スクエアステップの普及、健康レシピの作成and活用検討、ラジオ体操の普及、ウォーキングアプリの活用検討などテーマ別に、地域の健康活動の拡大に向けて取り組んでいます。
市が加盟している健康都市連合日本支部は、WHOが提唱する「健康都市」の概念に賛同し、その実現を目指す自治体や協力企業の集合体です。年に1回開催される大会には健都サポーターをはじめ、スポーツ推進委員や亀山市食生活改善推進協議会などの代表者の皆さんとともに出席し、加盟自治体の特色ある先進事例に触れるなど、健康都市活動に携わっている皆さんとの交流等を深めています。
平成30年度から取り組んできた「かめやま健康マイレージ事業」を、より幅広い世代が手軽に参加できるよう、スマートフォン向けアプリケーションを活用する事業へとリニューアルしたものです。個人が自身の健康意識の向上や健康習慣の見直しに取り組み、主体的な健康活動の実践を図っています。
ボール=Ball、ベルタ―=Belter、ベル=Bellの3つの用具を使って音楽に合わせて楽しく体を動かすストレッチ体操(3B体操)を行います。毎週第1・3火曜日午前9時30分~11時に井田川地区北コミュニティセンターで活動しています。入会、見学など詳しくは、中央公民館(【電話】83-5300)へお問い合わせください。
正しい呼吸法を学び、ヨガのさまざまなポーズを取ることにより身体のゆがみを整え、自律神経を整えていきます。毎週金曜日の午前に東野公園体育館で開催しています。参加申し込みなど詳しくは、P12(令和7年度スポーツ・健康教室のご案内)をご覧ください。
\ わたしたちも取り組んでいます/有限会社豊田衛生より
令和6年6月25日、市の健康経営支援制度に登録し、社員が心身ともにより元気に働ける職場を目指し、市の健康アプリの活用など健康づくりに積極的な取り組みを推進しています。また、昨年の秋には、明治安田生命保険相互会社のご協力のもと、健康セミナーを実施し、血管年齢チェックなどを行いました。
問合先:健康政策課健康都市推進グループ(あいあい)
【電話】98-5001