- 発行日 :
- 自治体名 : 三重県鳥羽市
- 広報紙名 : 広報とば 令和7年7月1日号
健康係からの情報や募集案内をお知らせします。みなさんの健康づくりに役立ててください。
■子育て応援講座キッズビクス
対象:乳幼児とその保護者
日時:7月31日(木) 午前10時30分~11時30分
※当日受付(申込不要)
場所:保健福祉センターひだまり2階・ひだまりホール
内容:お子さんと一緒にリズムに乗って行うふれあい体操です。小さなお子さんも楽しめます。
■ファミリー料理教室~野菜をおいしく食べよう~(要予約)
市食生活改善推進連絡協議会と共催で料理教室を開催します。
対象:小学生とその保護者
日時:7月29日(火) 午前10時~正午ごろ
場所:保健福祉センターひだまり2階・ひだまりホール
内容:夏野菜を使った調理実習
持ち物:エプロン・三角巾・子ども用スリッパ
参加費:1人200円
募集組数:8組(先着順)
申込期限:7月22日(火)
■マダニ媒介感染症に注意しましょう!
▽主な症状
日本紅斑熱…高熱、頭痛、筋肉痛、倦怠感(けんたいかん)、痒(かゆ)みや痛みのない全身に広がる皮膚の斑状発赤
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)…高熱、消化器症状(嘔吐、下痢、腹痛、下血)、頭痛、筋肉痛、意識障害
▽畑や野山に立ち入る際の注意事項(マダニに咬まれないことが大切!)
(1)つばの付いた帽子、長袖、長ズボン、丈の長い長靴などを着用し、肌の露出を避けましょう。
(2)「イカリジン」や「ディート」という成分を含む虫除け剤に補助的な効果があると言われています。長く畑や野山に立ち入る際は、使用上の注意に従い使用しましょう。
(3)畑や野山に立ち入った後は、家の外で服や体をはたき、マダニを落としましょう。
(4)畑や野山に立ち入った衣服は、すぐに洗濯するか、ビニール袋などに入れ、密封し保管しましょう。
(5)着替えや入浴の際に、吸血したマダニが体に付着していないか確認しましょう。
マダニは毛髪に覆われた部分、頸部や肩、背中、脇の下や下腹部、臀部など目が届きにくい場所を好んで吸血します。
▽マダニに咬まれた時の注意事項
・マダニに咬まれたときは、マダニをつぶさないように頭部をピンセットではさんで、まっすぐ引き抜いてください。自分でとれないときや、マダニの一部が皮膚に残った時は最寄りの医療機関に相談してください。
・受傷後1週間程は体調の変化に注意してください。上記の症状があれば早急に医療機関を受診してください。
▽マダニ媒介感染症
(1)畑や野山には原虫や細菌、ウイルスなどの病原微生物を保有するマダニが生息しています。マダニに咬まれた後「日本紅斑熱」や「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」という疾患を発症することがあります。
(2)三重県では伊勢志摩地方を中心に年間50件程度の日本紅斑熱症例が報告されています。また2015年以降はSFTSの患者も発生しています。
(3)これらの疾患の多くはマダニの活動時期に一致し、春から秋にかけて発生します。マダニに咬まれたことに気づかず発症する方もいます。
(4)マダニに咬まれても、これらの疾患を発症する可能性は1%に満たないと考えられますが、流行時期に上記の症状があれば、発症した可能性があります。医療機関を受診し、医師にマダニに咬まれた可能性があることを告げましょう。
(5)通常、人から人に感染することはありません。
問い合わせ先:三重県伊勢保健所健康増進課
【電話】0596-27-5137