- 発行日 :
- 自治体名 : 三重県鳥羽市
- 広報紙名 : 広報とば 令和7年7月1日号
■食中毒に注意しましょう
▽食中毒の原因は何?
食中毒を引き起こす主な原因は、「細菌」と「ウイルス」です。細菌が原因となる食中毒は夏場(6月から8月)に多く発生しています。
食中毒を引き起こす細菌の多くは、室温(約20℃)で活発に増殖し始め、人間や動物の体温ぐらいの温度で増殖のスピードが最も速くなります。また、細菌の多くは湿気を好むため、気温が高くなり始め、湿度も高くなる梅雨時には、細菌による食中毒が発生しやすく注意が必要です。食中毒予防として次のことに気を付けましょう。
▽細菌性食中毒予防の3原則
細菌による食中毒を予防するためには、「つけない」「増やさない」「やっつける」の3つが原則となります。
・細菌を食べ物につけない=洗う・分ける
食中毒の原因菌を食べ物に付けないように、調理や盛り付け、食事の前、生の肉や魚などを扱った後、トイレやおむつ交換の後などは、必ず石けんで手を洗いましょう。また、生の肉や魚などを切った包丁やまな板などの器具から、加熱しないで食べる野菜などへ菌が付着しないように、用途別にそろえるか、同じものを使用する場合は使用の都度、洗剤できれいに洗い、熱湯や台所用殺菌剤で殺菌しましょう。
・食べ物に付着した細菌を増やさない=低温で保存する
細菌の多くは高温多湿な環境で増殖が活発になりますが、10℃以下では増殖がゆっくりとなり、マイナス15℃以下では増殖が停止します。肉や魚などの生鮮食品やお総菜などは、購入後、できるだけ早く冷蔵庫に入れましょう。なお、冷蔵庫に入れても、細菌はゆっくりと増殖しますので、冷蔵庫を過信せず、早めに食べることが大事です。
・食べ物や調理器具に付着した細菌をやっつける=加熱処理
ほとんどの細菌は加熱によって死滅します。加熱する料理(特に肉料理)は中心までよく加熱することが大事です。電子レンジで加熱する時は、途中でまぜるなどし、加熱ムラのないようにしましょう。また、料理を温め直す時も十分に加熱することで食中毒の予防につながります。
■献血にいこう! 7月1日~8月31日は「愛の血液助け合い運動」推進月間です
血液は人工的に造ることも長期保存することもできないため、病気やけがで血液を必要としているかたへ血液を供給するために献血が必要とされています。ちょっとした勇気と短い時間で社会貢献でき、自身の健康状態のチェックもできる献血にぜひご協力ください。
▽献血の種類と主な採血基準
※65歳以上のかたの献血は、献血するかたの健康を考慮し、60歳~64歳の間に献血経験があるかたに限ります。
▽献血にいこう!
・献血バス(400mℓ全血献血のみ実施)
日時:8月5日(火) 午前10時~午後0時30分 午後2時~4時
場所:市役所西庁舎4階・大会議室
※骨髄バンクドナー登録の受付も行います。
・献血ルームハートワン(全血献血、成分献血を実施)
日時:
全血献血 午前10時~11時45分、午後1時~5時30分
成分献血 午前10時~11時、午後1時~5時
定休日:金曜日
場所:伊勢市船江1丁目471-1ミタス伊勢内
連絡先:【電話】0120-25-7821
※予約による献血にご協力ください。
申込・問い合わせ:健康福祉課健康係
【電話】25-1146