くらし とばびと活躍プロジェクト「トバゴト」Vol.35

■キーワード
#まちの計画を知る
#第4次地域福祉計画・活動計画

まちには、都市計画や地域防災計画など、さまざまな「計画」があります。そのひとつが「地域福祉計画」、そしてもうひとつが「地域福祉活動計画」です。本来は別々につくられることが多いこの2つですが、鳥羽市では今回、はじめて一体的にまとめた計画づくりが行われました。私も生活支援コーディネーターとして、この「第4次鳥羽市地域福祉計画・地域福祉活動計画(以下、第4次福祉計画)」に関わらせていただきました。第4次福祉計画では、「鳥羽市の地域福祉」を「(ふ)だんの(く)らしが(し)あわせになること」、つまり「ふくし」と表現しています。この言葉のとおり、計画づくりの場では、いわゆる福祉の枠にとどまらず、地域の人や企業、活動する人、支える・支えられる人など、それぞれの立場から、暮らしやすさや安心について幅広い意見が交わされました。そうして出来上がった第4次福祉計画は、「普段の暮らしが幸せになること」を目指す、これから5年間の「まちの地図」ともいえるものです。ただ、計画は作って終わりではありません。どう届け、どう育てていくかが重要です。そのために今回の計画では、誰にでもわかりやすい「こども版」も作られました。そして、こうして私がこのコラムで紹介するのも、その「届ける」作業の一つです。もし少しでも関心を持っていただけたら、ぜひ鳥羽市の第4次福祉計画を、身近な暮らしの視点でのぞいてみてください。

問合せ:健康福祉課長寿介護係(生活支援コーディネーター 杉浦徹)
【電話】25-1186