- 発行日 :
- 自治体名 : 三重県伊賀市
- 広報紙名 : 広報いが 2024年11月号
■財政の早期健全化・再生に関する指標(財政健全化法に基づく指標)
健全化判断比率は、地方公共団体の赤字の大きさ(実質赤字比率、連結実質赤字比率)や借金返済額の大きさ(実質公債費比率)、将来に負担が見込まれる実質的な負債の大きさ(将来負担比率)を指標化したものです。
実質公債費比率については、昨年度数値を維持していますが、将来負担比率については、市債償還が進んだことなどにより昨年度を下回り、数値は改善しています。また、すべての指標において早期健全化基準・財政再生基準を下回っており、健全な財政状況を維持していると言えます。この基準を超えると、健全化に向けた対策が必要となります。
■水道事業
重要給水施設配水管事業や送水管・配水管の更新事業に取り組んだほか、設備機器の更新を実施し、安定して水道水を供給できる環境を整備しました。また、原油価格や物価高騰による経済的影響を軽減する支援策として、水道基本料金4カ月分の減免を行いました。
経営状況は、計画的に管路更新や設備機器の更新を行い経費削減に努め、昨年度に引き続き利益を生じることができました。今後も安心・安全で良質な水道水を安定的かつ持続的に供給できるように努めます。
◇水道事業の決算(消費税・地方消費税を含む。)
◇市債残高
101億5,208万円
問合せ:上下水道部経営企画課
【電話】24-0001【FAX】24-0006
■下水道事業
上野新都市浄化センターの耐震工事などのほか、中矢地区と上三ケ区地区の農業集落排水処理施設を特定環境保全公共下水道島ヶ原処理区へ統廃合するための管路施設基本設計業務を行いました。農業集落排水事業では、西高倉地区汚水処理施設の機械電気設備の実施設計を行い、昨年度に引き続き西高倉地区を含む13地区の中継ポンプ施設の水中ポンプ更新、処理場と中継ポンプ施設の通報装置更新に取り組んでいます。経営状況は、施設維持管理業務の効率化に努め、昨年度に引き続き利益を生じることができました。今後も下水道普及率の向上と公共用水域の水質保全に努めます。
◇下水道事業の決算(消費税・地方消費税を含む。)
◇市債残高
113億7,549万円
問合せ:上下水道部経営企画課
【電話】24-0001【FAX】24-0006
■病院事業
西館用高圧ケーブル更新工事や電気室空調設備工事などの施設改修、据置型デジタル式汎用X線透視診断装置や心エコー室超音波診断装置などの医療機器を購入するなど、医療機能の充実に努めました。
経営状況は、新型コロナウイルス感染症関係の補助金が減額になったことや人件費、材料費などの高騰により、純損失を生じることとなりました。今後も医療サービスの向上と良質で高度な医療の提供、福祉の増進に努めるとともに、運営の効率化を図りながら、市民の負託に応えることができる病院をめざします。
◇病院事業の決算(消費税・地方消費税を含む。)
◇市債残高
14億1,081万円
問合せ:上野総合市民病院病院総務課
【電話】24-1111【FAX】24-1565
問合せ:財政課
【電話】22-9608【FAX】24-2440【メール】[email protected]