- 発行日 :
- 自治体名 : 三重県伊賀市
- 広報紙名 : 広報いが 2024年11月号
■第2弾 首長インタビュー
◆伊賀城和定住自立圏への思い
◇笠置町
笠置町長 山本 篤志
最近のマイブーム:列車からの車景を眺めること
伊賀市、笠置町、南山城村、山添村の3府県4市町村で構成されている定住自立圏は、古くから経済面や生活面での結びつきが非常に強く、府県を超えて東海と近畿の発展・活性化にもつながる重要な圏域である。
本町では、カヌーやキャンプ、紅葉ライトアップなど自然を活用した観光スポットや、史跡が数々ある歴史と観光の町であり、さらなる地域活性化につなげるための観光政策を進めている。
圏域内では、伊賀市、笠置町、南山城村、山添村の地域の特色を生かした取り組みを進めていきたいと考えており、各市町村職員や住民の方を通して、地域の課題、特色を共有しながら、観光、防災、公共交通などさまざまな分野において連携強化を図っている。
3府県4市町村が一体となって、交流人口の増加や、生活機能の強化、定住促進など各地域がより活性化する取り組みや、緊急災害時における連携体制の強化など住民の方々が安心して暮らしていける圏域となるよう取り組んでいきたい。
◇南山城村
南山城村長 平沼 和彦
最近のマイブーム:ナンバーは、全て3番
サード長嶋、背番号3
伊賀城和定住自立圏は、人口の一極集中と、総人口の減少および少子高齢化が進む中で、地方が安心して暮らせる取り組みとして伊賀市を中心に形成された。
本村は、平成28年10月4日に協定を締結し、非常に多くの恩恵を受けている。インフラが十分に整っていない本村にとって、病児保育、高校進学、病院、環境、買い物、流通、就職などがそうである。このような、生活、経済面で整備された中心市の存在が、移住・定住の促進につながっている。
本村では、「住民が主役」を行動方針として、特に子育て支援や、高齢者福祉に力を入れている。また、地域公共交通(村タク)など、誰もが安心して暮らせる村の実現に向け先進的に取り組んでいる。現在は、高齢者福祉施設誘致を進め、健康福祉先進地として、健康長寿村をめざしている。
これからも圏域内の相互の役割を少しでも分担し、連携と協力を進められるよう取り組んでいく。
問合せ:総合政策課
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