文化 第137回 郷土史・風俗

■竹永陸軍特攻用飛行場
太平洋戦争末期、本土決戦に備えて作られた特攻用飛行場が竹永地区にありました。昭和19年(1944年)3月から測量調査が始まり、翌年8月には特攻指揮所2基と約1,500メートルの滑走路が完成、5日には試験飛行が行われましたが、直後に終戦を迎えたため本格的に使用されることはありませんでした。この時に作られた滑走路は、昭和50年代頃まで道路として残っていました。また、特攻指揮所の1基は、現在も永井地区によって整備され、保存されています。

《菰野町の戦争遺跡より戦争を知る》
会場:図書館2階郷土資料コーナー
期間:令和7年7月1日~9月21日
時間:9:30~18:00