- 発行日 :
- 自治体名 : 滋賀県草津市
- 広報紙名 : 広報くさつ 令和7年4月号
2月定例市議会が、2月27日に開会し、橋川市長が令和7年度の施政方針を述べました。その概要をお知らせします。
◎広報くさつ4月号に掲載している令和7年度事業の予算は、2月定例市議会の議決をもって成立します。
令和3年度に策定した第6次草津市総合計画の基本構想における「ひと・まち・ときをつなぐ絆をつむぐふるさと健幸創造都市草津」の実現に向けて、第1期基本計画では、キラリエ草津や第二学校給食センターの施設整備をはじめ「子育て6つの楽だ!」などの子育て支援の充実を図り、本市の発展に向けて、また「健やかに幸せに暮らせるまち、ずっと住み続けたいまち」をめざして、職員の英知を結集し、職員とともに全力で市政運営を行ってきました。令和6年度は、市制施行70周年という節目を迎え、人口も14万人を突破し、本市が着実に発展し続けていることを実感しているところです。
■「ひと・まち・ときをつなぐ 絆をつむぐふるさと健幸創造都市草津」の実現に向けて
令和7年度は、第6次草津市総合計画の第2期基本計画の初年度となりますが、人口増加を続けている本市でも、近い将来に訪れる人口減少を見据えて、デジタル技術を活用し、行政サービスなどの向上をめざしたいと考えており、第6次草津市総合計画に掲げる、まちづくりの基本目標に基づくリーディング・プロジェクトを中心に「ずっと住み続けたい健幸のまち草津」の実現に向けて、第2期基本計画の初年度にふさわしい「輝く次代(みらい)を共に創りあげる」予算として編成しました。
令和7年度の予算規模は「わたSHIGA輝く国スポ・障スポ」開催や、防災防犯対策の強化、社会保障関係経費の増加などにより過去最大となりましたが、将来世代に負担が及ばないよう、直面する諸課題に対して、戦略的な財源配分を行いました。
歳入の根幹である市税は、給与所得の増加や定額減税に伴う減収の回復、堅調な宅地開発などを背景に、市税全体で増収を見込んでいます。一方、歳出では、人件費や社会保障関係経費などの義務的経費の増加や物価高への対応を行う他、第1期基本計画の4つのリーディング・プロジェクトに「D10.推進プロジェクト」を新たに加えた5つのリーディング・プロジェクトを中心に、SDGsや地域幸福度(Well-Being(ウェルビーイング))の視点を踏まえながら、子育てや教育、福祉に加え、都市の基盤整備など、総合計画に掲げる施策を推進します。将来にわたって持続的に発展し、健全な財政運営を維持していけるよう、市政運営を行います。
◆5つのリーディング・プロジェクト
(1)未来を担うこども育成プロジェクト
(2)地域の支え合い推進プロジェクト
(3)にぎわい・再生プロジェクト
(4)暮らしの安全・安心向上プロジェクト
(5)DX推進プロジェクト
■第6次 草津市総合計画 第2期基本計画
総合計画は、市が将来に向けてめざすまちづくりの方向や、それを実現するための施策などを定める、市の最上位計画です。12年間の基本構想と4年間の基本計画によって構成されます。第1期基本計画の終了に伴い、令和7~10年度の第2期基本計画を策定しました。
問合せ:企画調整課(7階)
【電話】561-2320
【FAX】561-2489
■令和7年度当初予算
「第6次草津市総合計画第2期基本計画」のリーディング・プロジェクト事業を推進するため、財源を戦略的に配分しました。
新規事業や拡大事業を中心に、主な施策と概要を紹介します。
◆各会計予算規模
一般会計:行政の基本的な経費に対し市税などを主な財源として経理する会計
特別会計:特定の歳入を特定の支出に充てて経理特別会計する会計
※四捨五入の関係等で、値が合わない場合があります
◇歳出の性質別分類