くらし [市長メッセージ]森中 高史(もりなかたかふみ)市長の元気ヤマモリ

■守山市の風土と歴史をうつす市のシンボル、市章・市木・市花をご紹介します
琵琶湖や野洲川の恵みに支えられ、美しい田園風景が広がる自然豊かなまち、守山。
本市では、このまちを彩るシンボルとして、市章・市木・市花を制定しています。

市章は、昭和40年に、守山町、小津村、玉津村、河西村、速野村の1町4村合併10周年を記念し、公募を経て町章を決定し、それを引き継いだものです。そのデザインは、守山市の頭文字の「も」を図案化したもので、平和円満と飛躍発展の姿を象徴しており、本市の理念や歴史を体現しています。

市木と市花は、昭和50年に、県で全国植樹祭が開催され、生活環境の緑化の機運が高まったこと、また、市制施行5周年を迎えたことを機に制定されたものです。

市木の「クスノキ」は、わが国に産する常緑の樹木のうち最大といわれています。本市には、勝部の宮の森に、うつ然たる大きなクスノキがそびえ立っており、本市を守り、明るい未来へ導いてくれるような力強さを感じさせてくれます。

市花の「近江妙蓮(おうみみょうれん)」は、一茎に数多くの花をつけ、その花びらの数は2,000~5,000枚にも達する、非常に珍しく美しい花で、皇室や将軍家に献上された歴史的にもゆかりのある花です。

本市の夏の風物詩として親しまれている近江妙蓮ですが、今年、市花制定50周年を迎えます。近江妙蓮保存会など地元の人々の努力により継承されてきたもので、これを記念し、開花シーズンである7月には、写真展などのイベントも開催されます。皆さまもこの機会にぜひ、守山市のシンボル・近江妙蓮の観賞に、近江妙蓮公園へお越しください(記念の特集記事を4・5頁に掲載しています)!