- 発行日 :
- 自治体名 : 滋賀県栗東市
- 広報紙名 : 広報りっとう 2025年7月号
子どもは本能的に初めての食べ物に恐怖心をもって生まれてきます。好き嫌い(苦手)の理由は、その食べ物が嫌いというよりは、食べ慣れていないということが多く、大人よりも味覚が敏感で、苦みや酸味などを感じやすいとされています。
苦手な食べ物の味や食感、見た目など、どのようなところが苦手なのかを、子どもの気持ちになって考えてみるのもいいかもしれません。
食べないからと言って、食卓に出さなくなってしまうことは避けましょう。家族がおいしく食べている姿を見せることで、その食べ物に興味を持つかもしれません。さまざまな食べ物に慣れ親しむ機会を作ることが大事です。
■好き嫌い克服プラン
・苦手な食べ物を2つ用意して選ばせる
・盛り付けを工夫する(少量の盛り付けにする、野菜などを型抜きするなど)
・食べることができたら大げさに褒める
・調理方法を工夫する(煮る、蒸す、揚げるなど)
・切り方を変える(せん切り、みじん切り、短冊切りなど)
・味付けを変える(味噌、しょう油、塩、トマト風味など)
食べてくれないと栄養バランスの面で、不安になってしまいますが、お母さんやお父さんから怖い顔で、「食べなさい」と言われると、子どもにとって食事が楽しいものではなくなってしまいます。楽しい雰囲気で食事をするように心がけましょう。
困りごとや、心配ごとがあればこども家庭センター母子保健係に相談してください。子どもの成長を一緒に見守っていきましょう。
問合せ:こども家庭センター母子保健係
【電話】558-8670【FAX】554-6101