- 発行日 :
- 自治体名 : 滋賀県甲賀市
- 広報紙名 : 広報こうか 2025年9月1日号
◆大阪・関西万博レポート(1)
◇信楽焼の素材と技術をPR ~「LOCAL JAPAN展」に出展しました~
世界に誇る日本各地の伝統や自然、最先端の技術を再認識してもらうための万博催事「LOCAL JAPAN展」が7月28日から31日まで開催されました。東北から沖縄まで全国43の自治体が参加する中、信楽焼の産地である甲賀市は、金属製品加工業が盛んな新潟県三条市との共創ブース「鉄と土と火と、」を出展しました。
実演ブースでは、ろくろを回して粘土を成形する信楽焼の職人と、1枚の銅板を金槌で叩いて成形する鎚起銅器(ついきどうき)の職人が並び、手仕事によるものづくりを実演披露しました。普段間近で見ることができない匠の技にたくさんの方が魅了され、大盛況のうちに終了しました。
◆大阪・関西万博レポート(2)
◇信楽高校とオーストリアの生徒が「陶芸」を通じて国際交流!
「オーストリアの国の形と琵琶湖の形がそっくり」というSNS投稿がきっかけとなり、オーストリア・ブルゲンラント州と滋賀県の間で、令和5年に「交流と協力に関する覚書」が締結されました。そして、今回の大阪・関西万博を通じて「食」「音楽」「陶芸」の分野で交流イベントが開催されました。
陶芸の分野では、滋賀県を代表して信楽高校の陶芸部がオンラインによる地域紹介プレゼンを行い、5月から2カ月間でお互いのまちをイメージした陶芸作品を制作し、7月から8月にかけて万博会場内で展示されました。万博を通じて国際交流がさらに活性化するといいですね!