- 発行日 :
- 自治体名 : 滋賀県野洲市
- 広報紙名 : 広報やす 令和7年3月1日号
■「分電盤の点検に行きます」の電話から始まる勧誘に注意してください。全国で相談が急増しています!
○事例
契約している電力会社に委託されたという業者から「分電盤の点検をする」と電話があった。翌日、訪問があり、点検され「分電盤が古いので漏電する可能性もある。危険なので交換した方がいい」と言われた。今までトラブルはなかったが何十年も交換していなかったので業者の言葉を信用して約23万円の契約をし、工事の日程を決めた。
念のため、契約している電力会社に確認したところ「この業者は当社とは関係ない」と言われた。不審なので解約したい。
○アドバイス
家庭の分電盤の点検は電力会社等が法令に基づき4年に1回無料で行います。点検の日時は事前に書面で案内され、点検日時を電話でお知らせすることはありません。また、訪問した点検作業員がその場で設備交換等の契約を持ち掛けることもありせん。点検作業員は身分証等を携帯しており、電力会社または、登録調査機関(電気工事業工業組合等)に限り点検を行っています。しかし中には電話口で電力会社やその委託業者を名のり信用させる例も見られます。「このままでは漏電します」等の不安をあおる勧誘を受け、訪問業者と契約をしてしまっても特定商取引法上の訪問販売に該当する場合は、契約書面を受け取った日から8日以内であればクーリング・オフができます。
トラブルに巻き込まれたり、困ったことが起きたら消費生活センターにご相談ください。
問い合わせ:消費生活センター
【電話】587-6063【FAX】586-2177