- 発行日 :
- 自治体名 : 滋賀県日野町
- 広報紙名 : 広報ひの 2025年7月号
■SMSやメールでの“フィッシング詐欺”の相談増加
全国の消費生活センターなどには、事業者や公的機関などの実在する組織をかたるSMS(ショートメッセージサービス)やメールを送信し、パスワードやID、暗証番号、クレジットカード番号などの個人情報を詐取したうえ、クレジットカードなどを不正利用するフィッシング詐欺に関する相談が多く寄せられています。
◆フィッシング詐欺対策のチェックリスト
◇日ごろからの対策
・セキュリティソフトや携帯電話会社の対策サービスなどを活用する
・IDやパスワードなどの使い回しをしない
・クレジットカードやキャリア決済、インターネットバンキングの利用明細のこまめな確認や、必要最低限の利用限度額設定をする
・安全なクレジットカード利用のため本人認証サービスの設定をする
◇事業者や公的機関などのSMSやメールを見るときの対策
・日ごろ利用している事業者名であっても、詐欺を疑い不審な点がないか注意して見る
・記載されているURLにはアクセスせず、事前にブックマークした正規のサイトのURLや、正規のアプリからアクセスする
・事前のブックマークがない場合は、事業者などの正規のサイトでフィッシング詐欺に関する情報がないか確認する
◆フィッシング詐欺の相談事例
大手通販の運営会社からの名前で携帯電話にメールが届いた。メールを開くと、「月会費が引き落としできませんでした」と書いてあり「会員ログイン」という記載があったのでタップして遷移した。切り替わったページにはクレジットカード番号を入力する欄があったのでクレジットカード番号を入力した。後日、クレジットカード会社から連絡があり、第三者に数万円使われたことがわかった。
◇フィッシングサイトにアクセスしたと気付いたら
・ID、パスワード、クレジットカード番号などは絶対に入力しない
・フィッシングサイト上のアプリをダウンロードしない
◇フィッシングサイトに情報を入力してしまったら
・同じID・パスワード等を使い回しているサービスを含め、すぐに変更する
・クレジットカード会社や金融機関などに連絡する
問い合わせ先:
消費生活相談窓口(交通環境政策課内)【電話】0748-52-2500
消費者ホットライン短縮番号【電話】188
警察相談専用電話【電話】#9110