- 発行日 :
- 自治体名 : 滋賀県竜王町
- 広報紙名 : 広報りゅうおう 令和7年3月号
こどもの健やかな成長や幸せを願い飾られてきたひな人形。昭和の時代は、その華やかさから七段飾りなどが好まれていましたが、近年では住宅事情や経済事情によりコンパクトなひな人形が主流となり、大型サイズのひな飾りを見る機会は少なくなりました。
竜王町公民館では、「竜王のおひなさん」と題して、家庭で眠っていたひな飾りを「ひな祭り」に関する文化作品とともに展示するイベントを開催しています。今年で8回目となる同イベントは、竜王町文化協会の皆さんが毎年、工夫を凝らしながら企画されているものです。
館内1階の交竜フロアや玄関ロビーでは、各家庭から寄せられた今は珍しいひな人形を時代ごとに楽しむことができます。この機会に、ぜひ足を運び、ご覧ください。
■interview
・明治時代のおひなさんもあり、貴重なおひなさんを飾ることができてうれしいです。同じように見えて、みんなお顔が違います。きれいなおひなさんや、かわいらしいおひなさんなど、皆さんもお気に入りのおひなさんを見つけてくださいね。
・毎年、町外からも多くの人に見に来ていただき、「竜王のおひなさんは圧巻だ」というお声をいただいています。まだ、ご覧いただけていない人は、是非、お買い物のついでにでも立ち寄ってほしいです。
・おひなさんとともに手づくりの「つるし飾り」を展示しているところが竜王の特色だと思います。また、折り紙やシャドーボックス、絵手紙などの展示にも、おひなさんにちなんだ作品があり、みんなで思いを一つにしてイベントを作り上げています。