- 発行日 :
- 自治体名 : 滋賀県竜王町
- 広報紙名 : 広報りゅうおう 令和7年4月号
私たちは生活をしているだけで、毎日たくさんのごみが出ます。近年、地球温暖化や環境汚染の問題から、ごみをいかに減らせるかが大きな課題となっています。一人ひとりがごみを減らすための意識を持ち、リサイクルできる資源をしっかり分別することが求められています。
●ごみが多いと何が問題?
ごみの量が増加すると、ごみの収集運搬や焼却により多くの燃料が使われ、二酸化炭素などの温室効果ガスが多く排出されます。温室効果ガスは地球温暖化や気候変動の原因にもなっており、私たちの生活や将来世代の環境に大きな影響を及ぼします。また、ごみの最終処分場も全国的に容量の限界に近づいているという問題もあります。ごみが増え、早くいっぱいになってしまうと、新たな処分場を開拓しなければならず、環境破壊や汚染につながったり多くの費用がかかったりします。
●竜王町のごみの現状
竜王町の家庭ごみの排出量は減ってきており、2023年度には年間2174t、1人当たりに換算すると192kg排出しています。
▽ごみの現状
竜王町の家庭系ごみの年間排出量(t)
●燃えるごみの中身を見てみよう!
2022年度に行った家庭系可燃ごみ組成分析調査の結果から燃えるごみの中身を見てみると、生ごみが31%、資源になるものが12%と、半分近くは有効利用することで減らすことができます。
▽ごみにたくさん資源がまざっている
竜王町の家庭から出た燃えるごみを調べてみると…
2022年度竜王町家庭系可燃ごみ組成分析調査
まずは食品ロスを減らし、どうしても出てくる生ごみは堆肥化して土に戻そう!
・生ごみは堆肥化
・資源はリサイクル
●ごみを減らし、リサイクルするといいことがたくさん!
(1)環境によい…ごみの運搬、焼却から排出される温室効果ガスを減らすことができます。また、ごみが正しく分別・処理・リサイクルされることで、ごみによる汚染を減らすことができます。
(2)税金を節約できる…ごみの処理には私たちの税金が使われており、ごみを減らし資源のリサイクルが増えることで、処理費用が削減でき、今ある施設や最終処分場が長く使えることにもつながります。
・資源はリサイクルして再生利用しよう!最近はペットボトルのボトルtoボトルなど、そのまま水平リサイクルされるものも増えています!
・限りある資源はしっかり循環させて再利用できたらいいね!
・節約できた税金は生活をよりよくするためのことに使えます!
ごみを減らし、リサイクルをすることは、これからの環境や社会のために私たちができる大切なこと
■ごみ出しのコツをつかんで楽しく分別しよう!
令和6年12月に中部清掃組合の「ごみ出しルールブック」が新しくなりました!
「竜王町ごみ分別・収集カレンダー」に載っていない品目は、中部清掃組合の「ごみ出しルールブック」または本紙掲載の二次元コードから検索してください。
※ただし、中部清掃組合の「ごみ出しルールブック」に不燃ごみとして記載されているカセットボンベ・スプレー缶は、竜王町では不燃ごみとして出すことができません。アルミ缶・スチール缶として出してください。
●check! 出し方にご注意ください!!
▽カセットボンベ・スプレー缶
・上下2カ所以上に穴を開けてガス抜きし、アルミ・スチール缶の収集用ネットに出す。
▽プラスチックライター
・ガス抜きし、可燃ごみの袋に入れて出す。
▽充電式二次電池・ボタン電池
・テープで絶縁処理をして、直接生活安全課窓口へ
▽珪藻土マット
・直接、能登川清掃センターへ石綿含有廃棄物として搬入(10kgあたり500円)
▽ビーズクッション
・直接、日野清掃センターへ可燃粗大ごみとして搬入(300kgまでは10kgあたり200円)
※能登川清掃センター・日野清掃センターに持ち込む場合は「搬入許可書」が必要となりますので、事前に生活安全課にて申請してください。
●ごみを減らすポイント
(1)要らないものは買わない、もらわない
(2)ごみを出さない生活を心がける
(3)「ごみ」と「資源」を分ける
(4)生ごみはしっかり水分を切る
(5)自分が要らなくなったものは必要な人に譲る
●ごみの出し方が分からない時
(1)ごみカレンダーを見てみる
(2)ごみ分別辞典サイトを見てみる(上記、本紙掲載の二次元コード参照)
(3)竜王町生活安全課に電話で聞く【電話】58-3703
問合せ:生活安全課 生活環境係
【電話】58-3703