- 発行日 :
- 自治体名 : 滋賀県竜王町
- 広報紙名 : 広報りゅうおう 令和7年5月号
■竜王町教育委員会
教育長 甲津和寿(こうづかずひさ)
令和7年度は、令和6年度の成果をより確かなものとしてさらなる伸長を期すとともに、課題については克服すべく、躊躇ない改善に努めます。また、一層の発想の転換と柔軟な対応、知恵を出し合うことにより、より高みをめざすこととします。そして、学校教育と社会教育を「車の両輪」として位置付け、力強く教育行政を推し進めます。
また、令和7年度は、竜王町制施行70周年の年です。当町初の全国大会となる国スポ大会開催の年でもあり、新生竜王小学校が着々とその全貌を表す躍動の年ともいえます。
そこで、70年の時の流れの中で培ってきた竜王教育の伝統の上に、10年20年先を見据えた広い視野を持ち、教育委員会、関係機関・団体が一丸となってこのメモリアルイヤーに相応しい教育行政・施策の展開を図ります。そして、充実し実りある1年となるよう全力で取り組みます。
具体的には、前述のように、当町にとってさまざまな意味で節目となる令和7年度をゴールと定め、三段跳びに例えるなか、その最終年となるジャンプの年であることから、今年は「結果にこだわる1年」にしていきます。
(1)「大成功、開催して良かった」とたたえ合える国スポの開催。
(2)「町民の皆さまに喜んでいただけた」と振り返れる70周年記念事業の開催。
(3)「開校後の姿が目に浮かぶ」までに進んだ竜王小学校の建設。
(4)「一人ひとりのこどもたちの成長」が教職員や保護者の話題となるような教育保育の実践。
■令和7年度 竜王町の教育
夢と志を持ち 自ら未来を切り拓き 社会の発展に参画する人づくり
~キラリと光る教育で竜王の人づくり・まちづくり~
《プロジェクト1》
▽こどもたちのたくましく生き抜く力を育む教育保育のさらなる充実
一人ひとりの「基礎的・基本的な知識・技能の定着」と、「主体的・対話的で深い学び」をとおして確かな学力を育む教育を進めていきます。そのために「読み解く力」の視点を踏まえた授業づくり、ICT機器の効果的な活用や家庭学習の充実などにより、質の高い学びの実現に努めます。
《プロジェクト2》
▽竜王小学校の移転・新築・開校に向けた諸準備の具体的な推進
新しい竜王小学校における通学路の安全確保、スクールバスの運行経路の見直しを行います。また必要な教育備品を購入するとともに、新校舎への引っ越しの準備を進めます。
《プロジェクト3》
▽滋賀国民スポーツ大会スポーツクライミング競技会の開催
関係機関・団体、関係者などとしっかり連携し、「する、みる、ささえる」を合言葉に、町民の皆さまの参画による、記録と記憶に残る国スポ大会を開催します。
《プロジェクト4》
▽コンパクトシティ化構想の交流・文教ゾーンにおける教育関係施設などの整備検討
安心安全で快適な教育環境を提供するため、給食センター・こども園など必要な教育関係施設の計画的な整備について、中心核整備課など関係部署と連携を密にして引き続き検討を進めます。
■令和7年度 主な施策と事業
●社会教育
豊かな人生を自ら切り拓いていくための資質や能力を育む
▽「夢」は見るものじゃない。「夢」は叶えるもの!
可能性は無限大!“より高みをめざす向上心や向学心”を育む家庭教育を推進します。
※「教育フォーラム2025」の開催 など
▽「本をまん中に」老若男女がつどい、つながる図書館
「こどもたちには素敵な居場所、大人にとっても憩いのサロン」となる図書館の魅力を創造・発信します。
※開館25周年記念イベントの開催 など
▽公民館劇場。主役はあなたです!
毎年延6万人が集う公民館で、歌うも、体験もよし、そして観るもまたよし。今年も町の文化芸術の情報発信に努めます。
※町制70周年記念文化祭の開催 など
●学校教育
変化の激しい社会をたくましく生き抜く力を育む
▽主体的・対話的で深い学びの実現
一人ひとりの学習進度や個性に合わせた学習活動と、仲間とともに学び合う学習活動の充実に努めます。
※学校園自主公開アピール事業 など
▽10年、20年後、世界を舞台に活躍する人材の育成
グローバル社会で活躍する人材の育成をめざし、就学前から小中学校までの一貫した英語教育の継続と一層の充実に努めます。
※英語スピーチ大会・イングリッシュキャンプの開催 など
▽安全安心で特色ある学校給食の提供
わが町が誇る「あったかごはん」給食をこれからも。「笑顔あふれる給食」を提供する新給食センター基本計画を策定します。
※ふるさと給食・お誕生献立給食の提供 など
※詳細は町ホームページ
問合せ:竜王町教育委員会
【電話】58-3710