イベント 《特集》町制施行70周年記念式典を挙行

■先人や町民の皆さんに感謝し、まちの70周年をお祝いしました
私たちのまち竜王町は、東に雪野山、西に鏡山が位置し、共に「竜王山」と呼ばれていたことから町名を「竜王町」と定め、苗村、鏡山村の2村が昭和30年4月29日に合併し、誕生しました。
竜王町では町制施行70周年を迎えるにあたり、これまで長年にわたり、大勢の先人たちにより築いてこられたまちの歴史や文化を振り返り、町民や町関係者の皆さんへ感謝の気持ちを込めて、5月25日に竜王町公民館で「竜王町町制施行70周年記念式典」を挙行し、まちの70周年をお祝いしました。

式典第1部のオープニングでは、これまで近江牛の歴史や町の魅力を盛り込んだ講談「竜王・近江牛物語」などで、ご縁のあった講談師の玉田玉秀斎さんが、本式典のために書き下ろされた「竜王町70年のあゆみ特別講談」をスライドショーとともに披露し、会場を沸かせました。

西田町長の式辞では、「町民の皆さんが、地域に愛着を持ち、それぞれが活躍しながら、将来も継続して「住み続けたい」と思えるまちをめざしていく。この70年という節目に、私たち一人ひとりがまちへの愛着と誇りを再確認し、未来に向けて共に歩んでいく決意を新たにしていきたい。」とまちづくりへの思いを力強く伝えました。
式典には三日月滋賀県知事をはじめ、姉妹都市の山梨県甲斐市(旧竜王町)や本町と交流のある福島県新地町など遠方からも多くの方々が来場されました。

また、自治・産業・教育・福祉保健、社会の分野で功績のあった各功労者や町制70周年を機に寄附・寄贈をいただいた方々に出席いただき、個人104名と13団体の皆さんへ表彰状と感謝状が贈呈されました。
西田町長から各表彰区分の代表者へ表彰状・感謝状が贈られると、全ての受賞者を代表して、自治功労表彰を受けられた吉田定男さんから、「竜王町は、自然豊かで人と人とのつながりが温かいまちです。この地で活動できることを誇りに思いながら、これからも微力ではありますが、地域の発展と暮らしやすいまちづくりのため尽力していきたいです」と謝辞が伝えられました。

式典第1部の最後には、「竜王町の魅力」などを町民の皆さんにインタビューして制作した70周年記念動画「私にとっての竜王 ~共に創る未来へ~」を初公開。上映後には、動画に出演いただいた生徒たちがステージに登壇し、動画出演の感想や竜王町への思いを式典参加者に伝えました。

■70周年記念車両を寄贈いただきました
町制70周年記念として、ダイハツ工業株式会社からロッキー1台が寄贈されました。式典では、井上代表取締役社長から西田町長へゴールデンキーが手渡され、西田町長から感謝状が贈られました。寄贈いただいた車両は竜王町防災指令車として、安全安心なまちづくりのため活用します。

■70周年記念動画
式典で上映した記念動画は、「竜王町の魅力」「竜王町で叶えたいこと」「あなたにとっての竜王」をテーマに町民の皆さんにインタビューを行って制作したものです。
今後は新たなまちのプロモーション動画として活用していきます。
動画は町公式YouTubeチャンネルから視聴できますので、ぜひご覧ください。

■70周年記念プロモーションバッグ
竜王町の70周年をお祝いし、まちの魅力を伝えることができるプロモーションバッグを、社会福祉法人やまびこ福祉会と制作しました。バッグには、町の花「アエンボ」をはじめ、鏡山と雪野山、特産品の竜王イチゴや近江牛、近江米などが可愛らしくデザインされています。バッグは、やまびこ福祉会創作ヴィレッジこるり村(山之上2376)で購入できます。

■70年のあゆみリーフレット
竜王町の70年間の歴史をまとめたリーフレットを制作しました。町ホームページからご覧いただけます。

■町内企業からの協賛品
まちの70周年を記念して、町内に立地の企業さまからあたたかい協賛をいただきました。協賛品は、式典第1部の来場者にお配りした他、今後の町制70周年記念事業において活用させていただきます。
・サクラ食品工業株式会社 ミネラルウォーター
・株式会社ヤマサORM滋賀竜王 鮮度生活丸大豆しょうゆ
・株式会社近江兄弟社 メンタームメディカルクリーム

■70周年記念音楽祭
式典第2部は、「70周年記念音楽祭」と題し、竜王町を拠点に文化活動に励まれている町民の皆さんに舞台を披露いただきました。
まずは、竜王中学校吹奏楽部による華やかな演奏が会場を盛り上げ、キッズダンスチームがパワフルにダンスを披露。続いて、混声合唱団RYUOが町民歌「竜王町のうた」などを合唱し、美しいコーラスが会場に響きわたりました。記念音楽祭の最後は、合奏、歌、ダンスがコラボしたスペシャルステージ。これまでの出演者に加え、この音楽祭に参加を希望された町民有志25人が歌で参加。総勢約100人による舞台となりました。「みんなで支えながら ともに生きる」をテーマに、YOASOBIの曲「ツバメ」を中学校吹奏楽部が伴奏し、歌チームが歌声を響かせ、ダンスチームが元気に踊りました。式典のフィナーレを飾るにふさわしい100人の迫力ある、また同時に温かみも感じられるステージに、会場の観覧者からは惜しみない拍手が贈られました。

竜王町は、これからも個性あふれるたくましいまちづくりのために、町民の皆さんと共に70年の歩みから新たな一歩を力強く進めていきます。