くらし 伝えなければならない情報を素早くお知らせ!つかさのマスト!ニュース 2025年度予算を編成

※市会で審議中
※金額は概数

■つかさのマストニュースのお時間です。
今回は、松井市長の就任後、実質初めてとなる通年予算についてお伝えしていきます!

早速、予算のポイントから見ていきましょう。ミッケ、説明をお願いします。

はーい
今回、つかさのアシスタントをするミッケやでぇ。今回の予算のポイントはこの2つ!

▽予算のポイント
・全ての人に「居場所」と「出番」がある「突き抜ける世界都市 京都」の実現に向けて、基盤づくりから本格的な展開に進む予算を編成。
・市民生活を守る政策や人口減少への対応、先導的・挑戦的な取り組みを推進。

■続いて、予算概要についてお伝えします!
▽予算内訳
全会計:1兆8723億円
一般会計 :9575億円
特別会計(国民健康保険や介護保険他) :6496億円
公営企業会計(市バス・地下鉄・上下水道):2651億円

▽財政の状況
・2024年度に引き続き収支均衡予算
・赤字補填のために取り崩していた公債償還基金(将来の借金返済のために積み立てたお金)の返済に計画どおり10億円を計上

一般会計の歳入・歳出については、こちらで詳しく説明するでぇ。

●歳入
▽ここがポイント
市税収入は個人市民税や固定資産税の増加などの影響から、3361億円(前年度比183億円増)の見込みで、4年連続で過去最高を更新

●歳出
▽ここがポイント
・子育て負担の軽減など福祉施策の充実
・学校の長寿命化改修や魅力ある公園づくりの推進等、施設の老朽化対策
などを充実

■ここでは、予算の主な事業について、6つの分野に分けて説明していきます。
▽未来を担う子ども・若者を共にはぐくむ
・人口減少等に対応するため、子育て負担の軽減、子育て世帯などにとって魅力あるすまいづくり・居場所づくりを推進。

・2人目以降の保育料無償化 13億5000万円
・京都安心すまい応援金の充実 6億3000万円
・公園の魅力アップ 14億8800万円

・京都ならではの特色ある教育を実践。

・府市連携による探究学習の充実 1000万円
・英語教育の充実に向けた調査研究 3000万円
・STEAM(スチーム)教育(※)の充実に向けた調査研究 1200万円
・演劇的手法を活用したコミュニケーション教育の推進 100万円
※実社会での課題解決に生かすため、科学や工学、芸術など教科横断的に学ぶこと

▽都市の活力と成長を支える産業の強化
・企業やスタートアップの創出支援、企業立地の促進により、京都経済を活性化。

・グローバルに活躍するスタートアップの創出支援 6300万円
・海外企業誘致の推進 5500万円
・次世代半導体産業の推進 1500万円

・地域企業の担い手確保や持続的な成長発展を後押し。

・多様な担い手と企業のマッチング支援 2500万円
・DX(※)などの推進に向けた支援 2900万円
※デジタル技術を用いた生活やビジネスの変革

▽包摂性が高く誰もが生き生きと活躍
・持続可能な地域コミュニティを目指して、公共空間でのさまざまな人の交ざり合いを促進。

・学校や公園、区役所などにおける世代や属性を超えた交流の場づくり 3800万円
・図書館の多機能化 1500万円

・地域で見守り支え合う仕組みを構築。

・性被害等さまざまな困難を抱える若年女性などへの支援の強化 1200万円

・一人一人の健康づくりを推進。

・胃がん検診の新規対象者に無料クーポン券を送付するなど、がん対策を充実 5億8000万円
・妊婦・パートナー歯科健診や歯周疾患予防健診の充実 3600万円

▽新たな魅力・価値を創造
・次世代の担い手・支え手育成のため、多様な文化に触れる機会の創出や、多彩な人材の交流を促進する取り組みを充実。

・子どもたちが文化に触れる体験の充実 5400万円
・多彩な人材の受け入れと地域・若者との交流促進 4500万円

・観光を通じた京都の魅力継承・発展や、観光課題対策の強化による市民生活と観光の調和・両立のさらなる推進。

・多様なエリアの魅力の発掘・発信や府市連携による周遊観光の推進 6400万円

▽自然環境との調和を推進
・自然を身近に感じ、愛着を深める取り組みを推進。

・「生きものむすぶ・みんなのミュージアム」創設 2300万円
・サーキュラーエコノミー(循環経済)の基盤づくり 700万円

▽安心安全で災害に強いまちづくり
・市民の命や暮らしを守る災害に強いまちづくり、人づくりを推進。

・より分かりやすいWEB(ウェブ)版ハザードマップの構築 1億5200万円
・密集市街地対策の充実 600万円
・木造住宅や京町家、道路整備、橋りょうの耐震化などの推進 137億5300万円

・救急需要への対応をはじめ、迅速かつ的確な消防救急体制を確保。

・救急隊1隊の増隊など 7700万円

■今後の取り組みの方針
・「突き抜ける世界都市 京都」の実現に向けた取り組みを充実するとともに、収支均衡予算を継続し、過去負債を計画どおりに返済
・市の財政状況は着実に改善しているが、人口減少などの課題もあり、緊張感を持った財政運営が必要
・今後、不断の点検を行うとともに、引き続き財政の健全化を維持

予算の詳細については、HPをご確認ください。

問合せ:財政室
【電話】222-3288【FAX】222-3283