その他 ふくちやまにドッ恋セ。(編集後記)

3月号の特集では、大阪・関西万博の会場に移植されたイチョウの木を紹介しました。伐採されるはずだったイチョウは、山あいの道を抜け、大阪の華やかな光の中を走り、大阪夢洲(ゆめしま)の大舞台へと到着しました。移植の日程は、植栽デザイナーさんがイチョウにできるだけ負担をかけないようにと慎重に設定。道中では、複数の誘導車が道路の状況によって入れ替わったりスピードを調整したりして、周囲とイチョウの安全を確保していました。まさに職人技です。2月に長澤さん(p4)にお会いしたとき、写真を見せて「無事に根付いたそうです」と伝えると、「そうか、何よりや」と本当に嬉しそうにされていました(p4上の左の写真)。広報ふくちやまを通じて、しっかりと根を張った三和町中出のイチョウの姿を皆さんにお届けできたことを嬉しく思います。そして、ぜひ会場でも見ていただけたらなと思っています。(芦田)