- 発行日 :
- 自治体名 : 京都府京田辺市
- 広報紙名 : ほっと京たなべ 令和7年10月号(No.953)
■シリーズ(5)〔最終回〕こども施策の舞台裏
学生グループが市職員を取材して、より良いまちづくりのために力を入れている点や工夫していること、こだわりなどを教えてもらい感謝を伝える「京田辺ありがとうプロジェクト」。最終回は、こども施策を推進する担当者に話を伺いました。
◇こども未来政策推進室の仕事内容は?
令和6年度に新設された部署で、主に、就学前教育・保育、児童福祉などのこども施策の推進や、こども計画に関する業務を行っています。こどもが輝けるまちづくりの道しるべとなる同計画を策定するには、こども・若者の意見・考えを盛り込む必要があるため、当事者を招いてのワークショップを企画・実施しました。また、同志社女子大学と連携し、将来、保育士などこどもに携わる仕事を目指す学生と一緒に、創造性を豊かにする砂遊びが楽しめるフェスタなどを開きました。
◇今、特に力を入れている施策は?
市はたくさんの子育て応援事業を展開していますが、周知不足のため、「知らなかった」「もっと早く知りたかった」という意見が寄せられています。そこで、子育て世代に多く利用されているSNS「インスタグラム」での情報発信を10月から新たに始めます。こどもの施設や遊び場スポット、子育て講座やこども・若者向けのイベント、離乳食・おやつレシピなど、文字だけでなく、写真やショート動画なども使って、工夫しながら分かりやすく情報を届けします。詳しくは広報紙11月号でお知らせします。
また、保護者の生活スタイルが多様化する中で、幼稚園と保育所の両方の良さを合わせ持つ「こども園」化を進めています。今後も、保護者とこども双方が幸せと感じる子育て環境を目指して、取り組んでいきます。
■取材で感じたこと
子育ての部署は、温和な雰囲気で控えめなイメージを持っていたので、「どこの自治体でも、最も忙しい部署は子育て関係」と聞いて正直意外でした。こどもたちの暮らしや命に関わることから全職員の目が本気だったし、こどもたちのためにという熱くて真っ直ぐな意志を感じました。こども施策に関わってくれている皆さん、ありがとうございます!
■私たちから皆さんにクイズ!
Q1:こどもに関する部署の職員数は?
Q2:令和元年から10歳代人口は何人増えている?
A1:約70人(市役所内で)
A2:約260人
■学生記者の皆さんへ こちらこそありがとうございました!
これまで5回シリーズで、学生の皆さんの企画「京田辺ありがとうプロジェクト」を紙面で紹介してきました。同シリーズは、3月に京田辺クロスパークで開かれたプレゼンテーションの内容を記事として再編集したものです。プレゼン当日、市職員へのメッセージを綴る時間が設けられ、多くの来場者に感謝の気持ちを書いていただきました。後日、学生の皆さんから、その時のカードを取材先の各部署に届けてくれました。
私たち市職員は、より良いまちづくりのため日々の仕事に取り組んでいるので、当然のことと考えていますが、今回、感謝をいただける企画を考案してくれて、こちらこそありがとうございました!
今後も引き続き、皆さんの笑顔がもっと増やせるよう職員一丸となってまちづくりを進めていきます。
〔たくさんの感謝に感激!励みになります。〕
問合せ先:秘書広報課
【電話】64-1320