スポーツ KYOTANGO SPORTS

■京都初優勝 JOCジュニアオリンピックカップ第38回全国都道府県対抗中学バレーボール大会
藤村百唯 Fujimura Momoi(峰山中・3年)
JOCジュニアオリンピックカップ第38回全国都道府県対抗中学バレーボール大会(以下、JOC杯)の女子決勝戦、東京と京都の一戦が12月28日、大阪市中央体育館で行われました。順調に勝ち上がった京都は、決勝でも1セットを先取し流れをつくると、相手の反撃を許さず2セット連取して初優勝を果たしました。
京都選抜チームのミドルブロッカーとして勝利に貢献した峰山中・3年の藤村百唯(ふじむらももい)選手。チーム目標のJOC杯優勝を成し遂げ、4月からは高校生。新たな環境で高みを目指す藤村選手に話を伺いました。

―もっと上手くなりたい
藤村選手がバレーボールを始めたのは小学1年の時。2歳上のお姉さんの姿を見て「楽しそう」と思ったのがきっかけ。小学時代は一つ上の学年に部員がいなかったため5年でキャプテンになった。峰山中に進学後もバレーボールを続け、先輩が引退すると満場一致でキャプテンに決まった。おとなしい性格の藤村選手だが、チームメイトからの信頼が厚い。学校対抗の最後の大会では、目標だった丹後管内での優勝を果たし京都府大会へ出場。有志のクラブチームなどでも研鑽を積んできた藤村選手、8月に京都選抜チームへの参加が決まった時は、選ばれて嬉しい気持ちと「もっと上手くなりたい」という気持ちがあったと振り返る。9月に入ると週3回は亀岡市の体育館で強化練習、厳しい練習にも耐え抜いた。選抜チームの監督が目標に掲げた優勝。細かな指導、重要な部分は繰り返し行う練習に〝バレーボールは奥が深い〟と感じた藤村選手、JOC杯では「決勝戦での大事なタイミングでミスをしたことが一番記憶に残っている」と課題も受け止めつつ、優勝という結果には「とにかく嬉しかった」と満面の笑み。
これまで支えてくれた家族や仲間、指導してくれた監督や先生への感謝の気持ちと〝もっと上手くなりたい〟という気持ちを胸に、藤村選手は新たな環境で「勝利に貢献できる選手になりたい。レギュラーとして春高バレー(※)に出場できるよう頑張りたい」と意気込んだ。
※春高バレー…全日本バレーボール高等学校選手権大会

■全国大会出場選手
▽スノーボード
田中屋敷虹士(たなかやしきにじ)近畿大学附属豊岡高校・3年(久美浜中卒)
2月27日から5日間、鹿沢スノーエリア(群馬)で開催された第22回全日本スノーボード技術選手権大会の男子フリースタイルに出場。

▽バレーボール
西村果純(にしむらかすみ)京都橘高校・3年(網野中卒)
高校女子バレーボールの京都代表として昨年のインターハイ、今年の春高バレーに出場。コートに立つ機会はなかったものの、出場選手のサポートなどでチームに貢献。

市教育委員会では国際大会、全国大会に出場する高校生以下の学生へ激励金を贈呈しています。詳細は生涯学習課【電話】0772-69-0630まで。