健康 6月は食育月間 作ろう!食べよう!野菜料理

野菜を1日に350g以上食べよう!
「健康日本21(第3次)」(厚生労働省)

(SDGsロゴ)
2.飢餓をゼロに
3.すべての人に健康と福祉を
12.つくる責任 つかう責任

食生活改善推進員協議会(ヘルスメイト)
田中由美子(たなかゆみこ)会長

■「1日に350gの野菜」と言われても、どれくらいの量かよくわからないのですが…
野菜は意識しなければ十分に摂取できません。「健康日本21(第3次)」で目標とする「1日野菜350g以上」では、緑黄色野菜120gとその他の野菜230gが目安とされています。緑黄食野菜とは、にんじんやほうれん草、かぼちゃ、小松菜、トマトなど、カロテンを多く含む野菜です。350gの野菜を料理にすると小鉢5皿分に相当し、幼児期は小鉢3皿以上が目標です。生の野菜は両手の手のひらに乗る量が約120g。1日3回食べると350gに近づきますので目安にしてください。

成人1日の目標量350g = 緑黄色野菜120g + その他の野菜230g
料理にすると小鉢5皿分
生だと両手の手のひらに乗る量(約120g)を1日3回

■野菜をしっかり、おいしく食べるポイントを教えてください
生野菜のサラダだけでなく、いろいろな料理で野菜を取り入れることが大切です。野菜は加熱するとかさが減り、食べやすくなります。緑黄色野菜に含まれるβ-カロテンは油と調理することで吸収が良くなります。「料理が苦手」「時間がない」「外食が多い」という方は、ミニトマトやきゅうり、レタスなど、洗ってすぐ食べられるものを常備しておくと、朝食や時間がない時に役立ちますよ。また、下処理の時間が省けて便利なので、冷凍野菜やカット野菜、切り干し大根などの乾物の利用もおすすめです。外食する際は、野菜の小鉢などが付いた定食やセットを選びましょう。1日350g以上の野菜を取るためには、毎食1~2皿の野菜料理を食べるよう意識することを心がけたいですね。

キャベツ80g 生の状態(写真)
キャベツ80g 火を通した状態(写真)

かんたん野菜レシピを8面で紹介しています

■食生活改善推進員(ヘルスメイト)
保健福祉センターで開催している「健康講座保健栄養コース」を修了した方が、食生活改善推進員として、地域で食生活を中心とした健康づくりのためボランティア活動を行っています。健康や食生活に興味のある方、また食を通して仲間づくり・生きがいづくりをしてみたい方、食生活改善推進員(ヘルスメイト)になりませんか?
※健康講座保健栄養コースは、「広報ひがしよどがわ」9月号で募集予定です。

■大阪成蹊短期大学(栄養学科)学生による「食育ポスター展」を開催!
場所:区役所1階ロビー
期間:6月中