くらし 保存版 認知症特集

■9月は認知症月間 9月21日は認知症の日
◇認知症月間、認知症の日ってなに?
認知症の人を含めた国民一人一人がその個性と能力を十分に発揮し、相互に人格と個性を尊重しつつ支え合いながら共生する活力ある社会(=共生社会)の実現をめざし、令和6年1月に「共生社会の実現を推進するための認知症基本法」が施行され、9月が「認知症月間」、9月21日が「認知症の日」と定められました。

◇大阪市の取組
本市では、平成30年2月に「認知症の人が住み慣れた地域で安心して暮らし続けることができる社会の実現をめざし、あらゆる世代や立場の人が協力して、認知症の人にやさしいまちづくりに取り組む」ことを市長が宣言(認知症の人をささえるまち大阪宣言)し、様々な施策に取り組んでいます。
認知症はだれもがなりうるものであり、多くの人にとって身近なものとなっています。引き続き、認知症の人の意思が尊重され、地域で安心して暮らし続けることができる社会の実現をめざし、認知症施策を推進していきます。

■住み慣れたまちで安心して暮らし続けるために 私たちにできること
◇考える
▽ご存じでしたか?認知症支援のシンボルカラーはオレンジ!
今年も9月21日(日)の認知症の日に合わせて旭区をオレンジ色で彩ります!区内の医療機関、歯科医院、薬局、郵便局など様々な施設にオレンジ色のポスターを飾っています。オレンジ色を目にした多くの方が「認知症」のことを考えるきっかけになることを願っています。

◇知る
▽「認知症サポーター養成講座」ってなに?
「認知症サポーター」とは、認知症について正しく理解し、認知症の人や家族を温かく見守り、自分のできる範囲で活動する「応援者」のことです。
地域、職域、学校などさまざまな場所で「認知症サポーター養成講座」を開催しています。
講座を受講することで、おとなもこどもも「認知症サポーター」になることができます。あなたも認知症サポーターとなり、自分の家族や地域の方、友達、知人が安心して暮らせる応援者の一人になりませんか。
認知症サポーターには、認知症の人やその家族を応援する「目印」として、認知症サポーターカード※をお渡しします。
※令和3年4月以降、オレンジリングは有料グッズとなりました。

問合せ:旭区キャラバン・メイト連絡会(大阪市旭区社会福祉協議会)
【電話】06-6957-2200

◇学ぶ
▽認知症キッズサポーター養成講座同時開催
日時:9月7日(日) 10:30~12:00
場所:大阪市立旭区民センター3階 集会室1
対象:小学生と保護者

申込:大阪市旭区社会福祉協議会
【電話】06-6957-2200
あなたも小さな応援者になろう!

▽同時開催
認知症ライブラリー
日時:9月7日(日) 10:00~12:00
場所:大阪市立旭図書館
内容:認知症関連の本を取り揃え、相談会も行います

問合せ:旭区西部地域包括支援センター
【電話】06-6958-5030

認知症サポーター養成講座
日時:9月26日(金)14:00~15:30
場所:高殿南(たかどのみなみ)憩の家

問合せ:大阪市旭区社会福祉協議会
【電話】06-6957-2200

▽大阪市立旭図書館
認知症に関する図書の展示と貸し出しをしています。
期間:9月7日~9月30日まで

問合せ:大阪市立旭図書館
【電話】06-6955-0307

◇相談する
▽認知症の人や家族を支援する相談窓口
こんなお悩みはありませんか?
・同じ話を繰り返すようになった
・何をするにも意欲がでない
・急に怒りっぽくなってきた
・買い物のときに小銭を使わなくなった
・ごみの分別ができない

あさひさんさんオレンジチーム
あさひさんさんオレンジチームは大阪市が各区に設置した認知症専門の相談窓口、認知症初期集中支援チームのことです。
医療・介護福祉の専門チームが認知症やその疑いのある方、ご家族を訪問し、必要な医療や介護サービスにつなげます。
「もしかして認知症?」と思ったら、お気軽にご相談ください。

相談時間:月~土曜日 9時~17時(祝日・年末年始を除く)

問合せ:清水4-2-222階(旭区東部地域包括支援センターと同じ場所)
【電話】06-6953-0155

◇高齢者の相談窓口
おおむね65歳以上の高齢者の方の相談窓口です。内容によっては65歳未満の方のご相談もお受けしています。

地域包括支援センター
地域包括支援センターは、高齢者の方々やご家族を支えるためにさまざまなご相談を受ける機関です。高齢者の方々が住み慣れた地域で安心して暮らし続けられるよう、専門の職員が支援します。

▽なんでもご相談ください
高齢者のみなさんのお困りごとだけではなく、ご家族や地域の方からのご相談も受け付けています。
例えば
・介護保険サービスを使いたい。
・ご近所のAさん最近見かけないな。ひとり暮らしだから心配。

▽高齢者のみなさんの権利を守ります
成年後見制度活用についての相談や、高齢者虐待、消費者被害を防ぐための取組などを行っています。

▽地域の関係機関と連携して支えます
ケアマネジャーへの支援を行います。また、地域の関係者やさまざまな関係機関がつながりあう「ネットワークづくり」にも取り組んでいます。

▽自立した生活のお手伝いをします
・「介護予防」に取り組んでいただくお手伝いをします。
・要介護状態区分が、要支援1・2の方等へ、介護予防ケアプランを作成します。

旭区地域包括支援センター 高殿6-16-1
【電話】06-6957-2200
担当する町名:大宮・高殿
相談時間:月~金曜日9時~19時 土曜日9時~17時30分(祝日・年末年始を除く)

旭区東部地域包括支援センター 清水4-2-22(2階)
【電話】06-4254-3336
担当する町名:太子橋・今市・千林・森小路・清水・新森
相談時間:月~金曜日9時~19時 土曜日9時~17時30分(祝日・年末年始を除く)

旭区西部地域包括支援センター 中宮2-15-7
【電話】06-6958-5030
担当する町名:中宮・生江・赤川
相談時間:月~金曜日9時~19時 土曜日9時~17時30分(祝日・年末年始を除く)

旭陽(きょくよう)ブランチ※ 高殿5-10-7
【電話】06-6953-8511
担当する町名:高殿
相談時間=月~金曜日9時~17時30分(祝日・年末年始を除く)

今市(いまいち)ブランチ※ 千林2-7-12
【電話】06-6954-2822
担当する町名:太子橋・今市・千林・森小路
相談時間:月~金曜日9時~17時30分(祝日・年末年始を除く)

※ブランチは地域包括支援センターと連携した身近な総合相談窓口です。

■認知症は高齢者だけの病気ではありません

・慣れた仕事でのミスが増えてきた
・複数の作業を同時並行でできなくなってきた
・スケジュール管理が適切にできなくなってきた

認知症は一般的には高齢者に多い病気ですが、65歳未満で発症する認知症を「若年性認知症」といいます。
認知症は早期発見、早期治療が大切です。まずはご相談ください。

問合せ:区役所 福祉課(2階28番)
【電話】06-6957-985【FAX】06-6954-9183