くらし 【特集】区民の皆さんとタッグを組んで防災対策!

城東区では、災害に備えて地域の防災・減災に取り組んでいます。
いざというときのために災害リスクを意識し、被害を最小限にする減災に努めましょう。

◆想定浸水深表示板を取り付けました!
令和5年度に区内の電柱740か所へ想定浸水深表示板を設置しました。
各表示の数値は、城東区水害ハザードマップにおける最大の浸水深を表記しています。

◇設置の目的
・水害ハザードマップによる自宅周辺の想定浸水深の認識
・自身のまちの浸水深を認識
・日頃から防災に関心を持ってもらう
※設置する箇所は、各地域の広さに応じて(概ね100メートル四方(1万平方メートル)あたり約1本程度)選定しています

◆水害時避難ビルの確保を進めています!
大阪市では、津波や河川氾濫から区民の皆さんの安全を守るために、水害発生時に避難できる水害時避難ビルの確保に取り組んでいます。普段から水害ハザードマップや水害時避難ビルを確認し、高所避難に備えましょう!

アルティメット・スパイダーJr(じゅにあ)選手「備えあれば患いなし!」

■城東区の防災力を支える方(事業所等)を大募集
◆城東区ジュニア防災リーダー
城東区では、中学生や高校生等の若い力を地域の防災力向上につなげることができるよう、令和5年度より「城東区ジュニア防災リーダー登録制度」を設けました。登録された方には、毎年、防災研修や防災訓練を通してさまざまな防災スキルを学んでいただきます。
いざというとき、自分の身や大切な家族、友人を守ることができるよう「城東区ジュニア防災リーダー」となって、必要な防災知識や技術を習得しましょう!
皆さんの積極的なご登録をお待ちしております。
対象:区内在住の中学生・高校生等、区内の学校に通学している中学生・高校生等

タイガースマスク「みんな、登録を待ってるぜ!」

◆城東区防災パートナー
大規模災害が発生した際に、地域住民や城東区役所と協力し、地域貢献していただける企業・事業所・団体等を募集しています。ご協力いただける内容については、ご登録の際にご相談いただけます!(空きスペースの提供・人員や資材の提供等)
防災パートナーにご登録いただき、災害時に可能な範囲で物資の提供・人的支援等を行っていただける事業者の皆さんをお待ちしております!

佐野蒼嵐(さのあらん)選手
「防災パートナーになり、まちを守ろう!」
「事業者の皆さん協力しよう!」

■ご存じですか? マンションの防災対策
いつ起きてもおかしくない大地震。その発生を防ぐことはできませんが、事前の対策にしっかりと取り組むことで被害を減らすことは可能です。
城東区はマンションなどの共同住宅居住世帯の割合が高く、約74%を占めています。
多くの方が居住するマンションの特性を踏まえた防災対策について考えてみましょう。

ゼウス選手「地震災害時、マンションはどうなるの?」

◆考えられる被害とその対策
(1)上の階ほど揺れは大きい
高層階になるほど家具などの転倒、落下、移動の可能性が高い
対策:家具の配置換えや固定をしっかりと

(2)断水や排水管が損傷する
排水管が損傷している場合、汚水が逆流する
対策:トイレが使用できなくなった時に備え、携帯トイレを備蓄しましょう

(3)揺れや停電などによりエレベーターが止まる
復旧までに時間がかかることがある
対策:必要な物資を備蓄しましょう。食料品などの生活必需品を少し多めに買い置きして、古いものから順に消費し、減った分を買い足す「ローリングストック」がおすすめです。

◆「在宅避難」をおすすめします
避難とは「難」を「避」けることで、安全な場所にいる人は避難所に行く必要はありません。
マンションの多くは、耐震性に優れているので倒壊による被害は少ないと想定されています。安全が確保できる場合には住み慣れた自宅で生活を続ける「在宅避難」を勧めています。
「在宅避難」をするためには、各家庭の備え(自助)とマンションの居住者同士・地域とも助け合う(共助)体制が必要です。

松房龍哉(まつふさりゅうや)選手「助け合おうぜ!!」

◇マンション防災について前回(令和6年6月8日(土)実施)の防災サミットで取りあげました!
釜石 徹(かまいしとおる)氏(災害対策研究会 マンション防災士)の第4回城東区防災サミット講演会動画を配信しています。
「マンション防災の新常識と在宅避難」
※講演会資料も掲載しています(城東区YouTube)

◆第5回 城東区防災サミット(予定)
※詳しくはふれあい城東5月号でお知らせします
日時:6月7日(土)13:00~15:30
テーマ:阪神・淡路大震災から30年

問合せ:市民協働課(防災・防犯)
【電話】6930-9045【FAX】050-3535-8685