くらし 【特集】花と緑あふれるまちへ コスモちゃん花壇ができるまで
- 1/24
- 次の記事
- 発行日 :
- 自治体名 : 大阪府大阪市城東区
- 広報紙名 : ふれあい城東 令和7年4月号
城東区役所北側の蒲生公園内には城東区マスコットキャラクターコスモちゃんをかたどった花壇があります。この花壇は、「城東区はなびとコスモスタッフの会」の皆さんの手で育てられた、色とりどりの季節の花々が植えられ、区役所や公園を訪れる人々を和ませてくれています。
今回は、コスモちゃん花壇ができるまでの流れを一緒にみてみましょう。
コスモちゃん
「大阪・関西万博のめざすものである持続可能な開発目標(SDGs)達成への貢献のうち、“15 陸の豊かさも守ろう”につながる取組みだね!」
「城東区はなびとコスモスタッフの会は、平成16年に活動が始まった緑化ボランティアグループだよ。花を種から育て、育てた花苗を区内の公共スペースに植える「種から育てる地域の花づくり支援事業」の中心として、地域の花壇などの維持・管理、緑化イベントの参加など、地域の緑化推進のために活動されてるよ。」
◆花壇作りの工程
(1)種まき(セルトレイでの栽培)
小さな小さな種を一粒ずつ、丁寧にセルトレイにまきます。
(2)移植(ポット上げ)
本葉が少し伸びたら、芽を傷めないように注意しながらピンセットで3号ポットに植え替えます。
(3)花苗の育成
水や肥料をまいたり、虫や花の病気に注意しながら、花苗を育てます。
(4)仕分け・出荷
花が綺麗に咲き始めた頃、出荷する地域ごとに仕分け、いよいよ出荷します。
(5)コスモちゃん花壇へ植栽
丹精を込めて育てた1,000株以上の花苗を、花が見頃を迎える時期の咲き具合や花の色を勘案して配置を決め、一つずつ丁寧に植えていきます。
コスモちゃん花壇は春、秋、冬に植え替えられています!
季節ごとに色を変えるコスモちゃん花壇をぜひ観に来てください!
◆年間スケジュール コスモちゃん花壇ができるまで
春(ジニア(百日草)等) 4月種まき、5月移植、6月植栽
秋(葉牡丹等) 8月中旬種まき、9月中旬移植、10月下旬植栽
冬(パンジー、ビオラ等) 11月種まき、1月移植、3月植栽
◆城東区はなびとコスモスタッフの会は
城東まつりではコスモスの花苗の無料配布や紅白の葉牡丹のポット上げ体験を、寄せ植え講習会ではクリスマスやお正月をイメージした寄せ植えの講師もされています。
◇城東区はなびとコスモスタッフの会 会長 浦野久子(うらのひさこ)さん
元々、花が好きでしたので、この会に参加しました。花は植える時期が少しずれるだけで、成長に大きく差がでることもありますし、季節や品種に応じて水やり等も異なります。ただ、日々の手間を惜しまずに育てた花が城東区内を彩る姿をみると達成感があります。私たちと一緒に、楽しみながら花を育ててみませんか?
◆あなたも緑化活動しませんか?
花と緑があふれるまちづくりを一緒に盛り上げてくださる緑化ボランティアを募集しています。花が好きだけれど詳しくないという方でもご参加いただけます。ご興味のある方は、問合せ先まで。
問合せ:市民協働課(市民活動支援)
【電話】6930-9743【FAX】050-3535-8685