健康 熱中症対策できていますか

梅雨が明けると、1年の中で最も暑く、日差しが強い季節がやってきます。近年では気候変動の影響もあり、全国的に厳しい暑さが続いています。熱中症への理解を深め、夏を快適に過ごしましょう。

■年齢や体力に関係なく起こりうる熱中症
7月は熱中症による救急搬送が最も多い時期です。
また発生場所は屋外に限らず、住宅からの救急要請が約4割を占めています。

熱中症は、その日の体調や暑さへの慣れなどが影響し、いつでも、どこでも、誰でも、条件次第で熱中症になる危険性があります。

■熱中症にならないために
◇体調管理
・規則正しい生活習慣を心掛ける
・体調が悪い時は無理をしない

◇こまめな水分補給・適度な塩分補給
・水分補給は喉が渇く前に行う
・汗を大量にかいたら適度に塩分補給を行う

◇涼しい環境で過ごす
エアコン・扇風機で昼夜問わず室温を適切に下げる

◇特に高齢の方やこども、障害のある方は注意が必要
高齢の方やこども、障害のある方は、体温調節が難しく、熱中症になりやすい傾向があります。

◇熱中症警戒アラートが出ている時は外出を控える
熱中症警戒アラートは、熱中症のリスクが極めて高くなると予測された際に発表される情報です。なお、2024年からは、さらに深刻な状況に対応するため「熱中症特別警戒アラート」も導入されました。

■熱中症の症状と対処
◇軽度
《症状》
・汗が止まらない
・目まい・立ちくらみ

《対処》
・涼しい部屋で安静にする
・水分・塩分補給

◇中等度
《症状》
・頭痛・吐き気
・だるい・虚脱感

《対処》
・応急処置ができる方につなぐ
・可能な範囲で応急措置
・症状が改善しなければ救急車を呼ぶ

◇重度
《症状》
・意識がない
・けいれん

《対処》
・「119」すぐに救急車を呼ぶ
・判断に迷う場合は#7119「救急安心センターおおさか」に連絡

■クーリングシェルターを開設
外出中の熱中症予防に一時的に暑さをしのぐことができます。

場所:市役所他56カ所
期間:10月22日まで
設置場所は市ホームページ(QRコード)参照
※QRコードは、広報紙P.7をご覧ください。

問合せ:
▽熱中症対策
・保健医療薬務課
【電話】228-7582
【FAX】222-1406

▽熱中症の対応など
・救急課
【電話】238-6049
【FAX】221-9740

▽アラート
・環境エネルギー課
【電話】228-7548
【FAX】228-7063