健康 あなたの命を守るマイナ救急

救急時の対応を支える新たな仕組み「マイナ救急」の実証事業を10月1日~来年3月31日に実施します。
実証事業には全国の消防本部が参加します。

■マイナ救急とは
救急隊員が傷病者のマイナ保険証から搬送先の選定に役立つ医療情報を閲覧し、救急活動の迅速化・円滑化を図るものです。

マイナ保険証とは、健康保険証の利用登録がされたマイナンバーカードのことです。

■メリットの一例
《POINT 01》正確な医療情報を伝えることができる
傷病者の病歴や飲んでいる薬を救急隊員に正確に伝えることができます。

《POINT 02》円滑な搬送先の選定や適切な処置ができる
救急隊員は傷病者の医療情報を把握することで、より適切な応急処置ができます。また、症状に応じた処置ができる医療機関への搬送の調整に役立ちます。

《POINT 03》より早く治療を受けることができる
傷病者の医療情報を病院に事前に伝えることで、搬送先の病院では治療の準備ができます。

■流れ
《119番通報時》
119番の指令員がマイナ保険証の準備を依頼します。
※一部未実施の救急隊があります。
※マイナ保険証を持っていない場合や閲覧を望まない場合は、通常の救急活動をします。

《救急隊到着時》
救急隊員がマイナ保険証をカードリーダーで読み取り、医療情報を閲覧し病院へ伝えます。
※活動状況により、マイナ保険証を閲覧しない場合があります。

《病院》
搬送先の病院で治療の準備が進められます。

■気になる疑問を解決
Q:救急隊員はどんな情報が見られるの?
A:氏名や住所、受診歴、薬剤情報などの救急活動に必要な医療情報のみ閲覧できます。

Q:個人情報が漏れないか心配。
A:救急隊員は、本人の同意を得て情報を閲覧します。意識不明などで本人の同意を得ることが困難な場合、同意なしで医療情報を閲覧することがあります。
救急隊員以外は情報を閲覧しません。

Q:マイナンバーカードの暗証番号は入力しないといけないの?
A:暗証番号の入力は原則不要です。救急隊員が傷病者の顔とマイナンバーカードの写真を見て本人確認します。

■消防局からのお願い
マイナ保険証があれば、話すのがつらい時や飲んでいる薬が分からない時でも、より適切な処置が受けられます。マイナンバーカードへの健康保険証の利用登録と、常時携行をお願いします。
(救急課職員)

問合せ:救急課
【電話】238-6049
【FAX】221-9740