くらし 「いつも」のくらしで 「もしも」に備える

9月1日は防災の日です。7月にはカムチャツカ半島で発生した地震により、大阪湾沿岸部に津波注意報が発令されました。
地震や津波などいつ発生するか分からない自然災害から命を守るため、日常生活の中で始められる備えがあります。
ご家庭で工夫しながら「わが家の防災力」を高めませんか。

▼「いつも」使うものを非常用持ち出し袋に
「非常用持ち出し袋」というとなにか特別なものが入っているように感じるかもしれません。実は身の回りにあるもので準備することができます。
非常用持ち出し袋を準備するときのチェックリストはこちら(本紙1ページにQRコードを掲載しています)

▽こども・女性・高齢者のために入れておくと安心!
・紙オムツ
・お尻ふき
・抱っこひも
・口腔ケア用品
・ミルク・哺乳瓶
・中が見えにくいゴミ袋
・生理用品
・防犯ブザー・笛

▽大切なペットのために!
・フード・水
・首輪・リード
・トイレ用品
・キャリー 持ち運べるキャリーがあると便利!
ペットの災害対策の詳細を市HP(本紙1ページのQRコード)で掲載しています。

問合せ:動物指導センター
【電話】228-0168
【FAX】228-8156

▼「もしも」のリスクを確認
自分の住む地域の災害リスクや災害別のハザードマップを確認できる防災マップはこちら(本紙1ページにQRコードを掲載しています)
区域の防災情報などを西区HP(本紙1ページのQRコード)で掲載しています。

▼「もしも」の行動を考える
「もしも」の時のために、事前にどこへどのように避難するか確認しておきましょう。災害発生直後、焦らずに避難行動をとることができます。
「津波から逃げること」と「住宅の崩壊や家具の転倒で下敷きにならないこと」が命を守るために重要です。
津波避難についての詳細を市HP(本紙1ページのQRコード)で掲載しています。

▼「いつも」食べているもので備蓄
月に1回程度の頻度で定期的に食べ、減った分を買い足すローリングストック法がおすすめです。
普段から食べ慣れたレトルト・フリーズドライ食品や缶詰などが「非常食」になり、家族の好みに合わせて買い置けます。水や日用品もこの方法が有効です。
また、非常食の収納は1カ所だけでなく、キッチンや寝室など2カ所以上に分けて収納する「分散備蓄」が安心です。浸水想定地域にお住まいの方は上階での備蓄が有効です。

▼指定避難所にはなにがある?
指定避難所には備蓄倉庫や備蓄物置があり、この中には災害発生直後や避難所生活で必要となる物資が備蓄されています。例えば、発電機セットやマンホールトイレ用の資機材、ブルーシート、折りたたみ式担架などが準備されています。
「地域の防災訓練に参加してみるのもいいね。」

問合せ:
・西区役所総務課
【電話】275-1901
【FAX】275-1915
・危機管理室
【電話】228-7605
【FAX】222-7339